城データ
城名:門田城(もんでんじょう)
別名:門田山城
標高:136m
比高:66m
築城年:戦国時代か
城主:熊谷氏縁の人物
場所:広島市安佐北区可部町下町屋
北緯:東経:34.545208/132.524660
攻城記
トンネルを抜けて攻城開始。
山道に入っていく、墓地を目指す。
墓地も当時は城域だったのだろうか。
城を目指す。
この上が本丸。
周りも曲輪になっている。
切岸がすごい。
本丸に到着。
最高部は一段高くなっている。
位置関係
open-hinataより【門田城】
余湖図【門田城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
『芸藩通志』【門田城】
城の概要
最高所の1郭は東南端に虎口を備え、2郭につながる。
2郭は1郭の北・東・南を囲む馬蹄形の郭で、その外側にも同様の郭が回っている。
この郭は、尾根上を東に延びて東端は墓地となっている。
その途中には長さ22m、幅2.5mの土塁が二つ東西方向に並んでいる。
1郭の西には南北に竪堀をもつ小郭があり、その西には堀切がある。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
城の歴史
詳細不明。
『芸藩通志』には「観音寺山 宇禰能上 雨乞山 山根 門田山 王子城 並に同村にあり、共に主名を傳へず、おもふに、皆熊谷氏の属城なるべし、以下城名のみ挙るは、主名を失ふなり、」とある。
所感
●小規模ながらしっかりと城の遺構が残っており見どころある。
●現在の墓所の部分も尾根上にあり、当時は城域だったのだろうか。
●墓地には古い五輪塔などもあり、歴史を感じられた。
●『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』では城の西に大堀切があったが確認出来ず。
関連URL
近隣の山城
参考URL
参考文献
『日本城郭大系』13
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『広島県の地名』
『広島県地名大辞典』
『広島の中世城館を歩く』
『萩藩諸家系譜』
『毛利八箇国御時代分限帳』
『萩藩閥閲録』
公開日2024/04/20