城データ
城名:鳥越山城
別名:無し
標高:112m
比高:102m
築城年:不明
城主:阿曽沼氏縁の人物か
場所:広島県広島市安芸区中野東
北緯:東経:34.386715/132.566599
攻城記
鳥越山城遠景
堀っぽい。
本丸方面。
本丸。
西を望む。
周辺部削平地。
位置関係
open-hinataより【鳥越山城】
余湖図【鳥越山城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
『芸藩通志』【鳥越山城】
1960年代の航空写真
城の概要
本城跡は、瀬野川東岸、瀬野川町と安芸郡熊野町との境界をなす山陵から西へ派生した丘陵からさらに北へ派生した丘陵先端部に位置しており、東・西両側を川によって挟まれた尾根上に立地している。
城の構成は、最高所の1郭の北と東に郭を配し、東の尾根筋を断ち切るように堀切を置いている。
また、西下方の尾根筋上にも郭を三か所配している。
城主については、阿曽沼氏一族とされているが、詳細については不明である。
なお、1郭内に古墳が一基存在する。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
城の歴史
詳細不明、「芸藩通志」に以下の記載あり。
鳥越山 掛山 枕城 陣丸 並に同村にあり、是皆鳥籠山の屬城にて、阿曾沼一族の守りし所なるべけれど、 名を傳へず、以下城名のみ舉るは、みな主名を失ふと しるべし、
所感
●本丸を中心に幾つかの曲輪がある。
●尾根の先端にもあるようだが、よく分からなかった。
●阿曾沼氏の属城として機能していたと思われる、立地条件もよい。
関連URL
参考URL
参考文献
『日本城郭大系』13
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『広島県の地名』
『広島県地名大辞典』
『広島の中世城館を歩く』
『萩藩諸家系譜』
『毛利八箇国御時代分限帳』
『萩藩閥閲録』
公開日2024/02/03