城データ
城名:陣丸城
別名:陣ヶ丸城
標高:126m
比高:50m
築城年:戦国時代か
城主:不明(阿曽沼氏の属城)
場所:広島県広島市安芸区中野
北緯:東経:34.405544/132.574285
攻城記
陣丸城遠景(塔があるあたり)
団地を進んで突き当りの山道に進む。
道があるので登りやすい。
直登もそこまで大変ではない。
曲輪に到着。
ここが唯一確認できた曲輪。
尾根を登ってみる。
若干の眺望。
曲輪のようなそうじゃないような。
逆に降りていく。
この場所も曲輪だったのか?
先端。
位置関係
open-hinataより【陣丸城】
余湖図【陣丸城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
『芸藩通志』【陣ヶ丸城】
城の概要
本城跡は、高城山(標高496m)から南西に延びる丘陵先端部に位置する。
郭は最高所の1郭の前後に郭を階段状に配する構造となっていいる。
城主については不明だが、阿曽沼氏の属城と伝えられる。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
城の歴史
詳細不明、「芸藩通志」に以下の記載あり。
鳥越山 掛山 枕城 陣丸 並に同村にあり、是皆鳥籠山の屬城にて、阿曾沼一族の守りし所なるべけれど、 名を傳へず、以下城名のみ舉るは、みな主名を失ふと しるべし、
所感
●対面には掛山城があり連携を取っていたと思われる。
●尾根上が綺麗に平なので削平地か区別がつかなかったが尾根上に何個か曲輪があるようだ。
●先端には鉄塔が設置されていたが、ここも当時は曲輪だと考えられる。
関連URL
参考URL
参考文献
『広島市安芸区瀬野町・中野町所在 三ツ城跡発掘調査報告』
『日本城郭大系』13
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『広島県の地名』
『広島県地名大辞典』
『広島の中世城館を歩く』
『萩藩諸家系譜』
『毛利八箇国御時代分限帳』
『萩藩閥閲録』
公開日2024/02/25