城データ
城名:伊屋支城
別名:無し
標高:186m
比高:100m
築城年:戦国時代か
城主:不明
場所:広島県広島市安芸区上瀬野南2丁目
北緯:東経:34.427835/132.625963
攻城記
城域ではないが削平地である。
尾根伝いに進んでいく。
本丸。
城域先端部。
本丸部分を望む。
麓の眺望。
位置関係
open-hinataより【伊屋支城】
余湖図【伊屋支城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
『芸藩通志』【伊屋支城】
芸藩通志ではどちらの城も「イヤ城」と記載されている。
城の概要
山系から北西に派生する丘陵から北へ突出した丘陵先端部に位置している。
郭の構成は,最高所の1郭を中心に,北東・北西・南に五つの郭を配し,南・西に竪堀を設けている。
後背部は,1郭から下ってており,この部分は細い平坦面になっている。
この平坦地は,本城跡に伴う遺構と考えられるが,役割については不明である。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
城の歴史
詳細不明、伊屋本城と連携していたと思われる、伊屋本城が南の可耕地部分の掌握、伊屋支城が西の可耕地部分の掌握(共に「イヤ谷」部分)をしていたのかもしれない。
所感
●本城支城の関係は他の地域でも確認されているが、伊屋の城も同様の関係であったと思われる。
●比高は100mで眺望もきき、村落掌握には都合が良いと思われる。
●この城が阿曽沼氏の支配地域の東端に近い部分だと思われる。
関連URL
参考URL
参考文献
『広島市安芸区瀬野町・中野町所在 三ツ城跡発掘調査報告』
『日本城郭大系』13
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『広島県の地名』
『広島県地名大辞典』
『広島の中世城館を歩く』
『萩藩諸家系譜』
『毛利八箇国御時代分限帳』
『萩藩閥閲録』
公開日2024/02/23