城データ
城名:伊屋城
別名:無し
標高:176m
比高:94m
築城年:戦国時代か
城主:不明
場所:広島市安芸区上瀬野南2丁目
北緯:東経:34.424687/132.624563
攻城記
尾根上も削平地が広がる。
この上が本丸。
堀切。
本丸。
遺構も分かりやすい。
見下ろすと曲輪がある。
曲輪。
位置関係
open-hinataより【伊屋城】
余湖図【伊屋城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
『芸藩通志』【伊屋城】
城の概要
本城跡は,瀬野川と熊野川との合流点付近に位置し,水丸山から北西に派生する丘陵からさらに南西へ派生する丘陵先端部に位置する。
郭の構成は,最高所に1郭を置き,その南側に堀切を挟んで一つ,西側に四つ,南西側に一つの郭を配し,後背部を堀切によって分断している。
本城跡は,北方に位置する伊屋支城跡と尾根伝いに連絡しており,緊密な関係が想定できる。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
城の歴史
詳細不明、槻木城のように可耕地部を掌握するための城の可能性がある。
北の尾根に伊屋支城があり、深川の横山城、七曲城の関係や可部の伊勢ヶ坪、友近城と同じように本城支城の関係だったと想像できる。
所感
●城の遺構も完存しており、見ごたえある。
●木々があるので眺望は効かないが、当時は麓の村落の掌握もしっかりできたと思われる。
●城の麓には平山神社があり、密接な関係があったものと思われる。
関連URL
参考URL
参考文献
『広島市安芸区瀬野町・中野町所在 三ツ城跡発掘調査報告』
『日本城郭大系』13
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『広島県の地名』
『広島県地名大辞典』
『広島の中世城館を歩く』
『萩藩諸家系譜』
『毛利八箇国御時代分限帳』
『萩藩閥閲録』
公開日2024/02/23