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城データ

城名:高松城

別名:玉藻城、箆原城

標高:2.5m

比高:0m

築城年:天正16年(1588)生駒親正によって築城される。

城主:生駒氏、松平氏

場所:香川県高松市玉藻町(玉藻公園内)

北緯:東経:34.350407/134.051620

Google マップ (Google Maps) で緯度経度を指定して場所を見つける方法

※C. フォーマット「度(DD)」の場合を参照。

 

攻城記

堀方面を臨む。

現在は公園になっている。

艮櫓。

貴重な文化財。

 

天守台。

鏡石。

綺麗な石垣。

天守台内部。

天守台から臨む。

 

 

余湖図【高松城】

当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)

 

城の概要

高松城

高松城は、北方を海に面し南方を大手とした、いわゆる「後ろ堅固」の典型的な水際城である。

 

現在は月見櫓・良槽などの櫓と石垣・内堀の一部が遺構と して残るにすぎないが、なお、内堀・外堀に海水をたたえ、外堀搦手に舟蔵を 配した往時をしのばせるものがある。

 

高松城は、天正十六年に生駒雅楽頭親正によって築造された。

 

親正は織田信 長・豊臣秀吉に従って播磨赤穂六万石に封ぜられていたが、同十五年八月、尾静知宣のあとをうけて讃岐国十七万千八百石を領することになった。

 

入部の当初の居城は大内郡引田にあったが、同地があまりにも東に偏していたために、まもなく、守護所の故地であり、仙石権兵衛秀久の旧城であった宇多津の聖通山に居を移した。

 

しかし、ここも手狭のため、那珂郡津森荘亀山、山田郡上 田井村由良山などを選んで築城をはかったが、いずれも地の利に恵まれぬため、 最後に香東郡野原(篦原)を居城の地として選定した(『「南海通記』『生駒家実録』 始末興廃記』など)。

 

この香東郡野原が高松城の地である。生初、讃岐の東端への入部を余儀なくされ、のち守護所の地であった宇多津、さ らに野原と居城を移すに至ったのは、在地諸勢力との激しい角逐が背景にあったのであろう。

 

香東郡野原は中世の安楽寿院領野原荘の故地で、東・北は海に面し、西南に石清尾山(標高二三二・六m)が天然の要害をなし、南方が讃岐平野に開けた海浜であった。

 

『南海通記』は、高松城の立地条件を次のように記している。

 

香河郡笑原の郷に究竟の地あり。往古より河水の流れ久しく海中に入 おき りて、地より八町湊に白沙集まり、須賀を生じ野原の庄に相続き、西浜、 れとて漁村有り。又郡中に山ありて南北に横たはる。

 

(中略)この山 の東なれば江東のはなと云ふ也。この山と西浜の中間潮入にて、坂田、室山の下迄入海也。東は野方口、坂田中河原迄潮のさし引き有り。

 

このような立地は、いったん城郭が築かれれば攻防ともに備わった堅城となるが、軟弱な砂地の上の築城や類例の少ない水際城の繩張りには特殊な知識と 経験が必要だったであろう。

 

高松城の繩張りについては、古来から、藤堂高虎説・黒田如水(孝高)説・細 忠興説などの諸説がある。

 

このうちでは、記載史料の性格から思 水説が最も有力であるが、最近では、特に水際城築造技術への通暁という点で、 小早川隆景の繩張りを推測する説も行なわれており、なお一定しない。

 

『日本城郭大系』15より引用。

 

城の歴史

天正15年(1587):生駒親正が176,000石にて入部する。

 

天正16年(1588):現在の地に築城を開始する。

 

天正18年(1590):完成する。

 

寛永16年(1639):生駒氏転封する。

 

寛永19年(1642):水戸徳川頼房の子松平頼重が120,000石で入部する。

 

城主石高

生駒時代:176,000石

松平時代:120,000石

 

所感

●日本三大水城の1つ(残りは中津城と今治城)

 

●この海に面した場所にこれだけの城を築くには高度な土木技術が必要だが、戦国時代にその技術があったのが凄い。

 

●空襲でほとんどの建物が灰燼に帰すが、一部残っているものもあり、大切に後世に残してきたい。

 

関連URL

【大分県】中津城【中津市二ノ丁】

三大水城の1つ。

【愛媛県】今治城【今治市通町】

三大水城の1つ。

【香川県】丸亀城【丸亀市一番丁】

生駒正親の城の1つ。

 

参考URL

高松城(公式)

高松城(ウッキペディア)

城郭放浪記(讃岐高松城)

本当の城好きにおすすめ!バーチャル高松城

生駒親正(ウッキペディア)

松平頼重(ウッキペディア)

 

参考文献

『香川県の地名』

『日本城郭大系』15

公開日2021/10/24

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