先祖探しをする時に、最初はドキドキしますが、それをどう解決するか、困難なことがおこった時の対処方法を解説します。

 

【戸籍請求時編】

最初は戸籍の請求で役場に行って話すのもドキドキします。

●この原戸籍は~~~~

●昔の除籍謄本なのでこれは~~~

●除籍謄本は廃棄されて~~~

こう言われると、えっ、はい え~ と躊躇してしまいます。

全く知識がない場合はここで上手く話が出来ずにテンション落ちます。

 

更に、「 交付出来ない」と言われた場合はメンタル凹みます。

 

郵便請求でも同じです、付箋紙などで「これ以上はありませんでした」と書かれていると、えっそうなの?あるんじゃないの?

と思っても、う~ん戸籍係の方がそう言っているんだし、もう無いのかな とそこで終わります。

 

読めない字があるけど、どうしよう、係の方に確認してもいいのかな~ どうしよう、どうしよう。

となります。

 

ここが第一関門です。

慣れていないし戸籍の見方もよく分からない、戸籍用語も初耳が多いとなると、こちらとしては、まだ有るような気がするんだけどな~とおもいつつも気持ち的に諦めます。

 

この時の対処方法として、まずは勉強したあとに、

●戸籍をもう一度見直す。

●違和感を感じたところは戸籍係に確認する。

●理由を聞いてみる。

●自分の意見を言ってみる。

 

これをやってみてください、戸籍係とのやり取りを繰り返すなかで一気に成長をします。

郵便請求でも同じですが、こちらは電話をしてくる場合もあります。

 

「●●役場の▲▲と申します、請求の戸籍■■さんのはありませんでした」

これを電話でいきなり言われると、準備が出来ていないのでうろたえます。

そして、えっ はい、分かりました・・・・

となります。

 

この場合は話を聞きますが、係の方の名前を確認した後に、再度こちらから電話をさせていただく旨を伝えて一旦切ります。

こちらも同じで、

●何故ないのか?を教えてもらう。

●ある根拠を示す。

などを確認します。

 

言葉で説明するのって相当難しいです。

そんな時には紙に過剰書きしたものを用意してそれを見ながら戸籍係の方に確認する方法がベターになります。

 

当然自分が納得した場合には上記のやり取りは必要ありませんが、窓口の戸籍係の方に話かけることによって、場慣れすることは今後の他のやり取りでも役に立ちます。

 

役場の戸籍係の方も万能ではありません

 

私も一番最初に役場で請求した時にはドキドキしました。

 

【旧土地台帳確認編】

 

先祖探しでは旧土地台帳を確認することもあります。

旧土地台帳の調査

 

また、戸籍請求で関係を証明出来ないとして、交付出来ないと言われた場合も役立つ場合があります。

【融通が利かない役場】旧土地台帳から戸籍を請求するケース【最後の手段】

 

この法務局は独特の雰囲気があります。

●役場のように人が多くない。

※登記関係の業者や士業の方が数名いる程度。

●静かな場所。

●超事務的。

 

ここで、旧土地台帳を見せてくださいというと、まず通常の方ではないような目で見られる場合もあります。

※ほとんどが登記関係でくるので。

 

理由を説明してから確認をします。

ここで専門用語があります、

確認する、見る=閲覧

コピーする=複写

です、先方は「閲覧する場合は~~~」とか「複写する場合は~~~」と言ってきますが、専門用語なので慣れましょう。

 

まずは事情を説明して村まるごと閲覧したい旨を伝えましょう。

窓口の対応は様々です。

①閲覧する番地の冊子だけを持ってくる。

②村一村全てを持ってきてくれる。

③そもそも閲覧不可。

 

①閲覧する番地の冊子だけを持ってくる場合は手間ですが都度請求します、事情を説明して一村全部持ってきてもらう交渉をするのはありです。

②村一村全て持ってきてくれる場合は感謝しましょう。

③閲覧不可は厳しいです。

●この場合は何故禁止なのか?

●他の法務局は閲覧出来るのに出来ない根拠はなにか?それは問題にならないのか?

を確認することが重要です。

 

これらも事前に想定しておき、話すことを考えておくだけでも全然変わってきます。

 

また、法務局の場合は窓口の方が職員ではない可能性があります。

具体的にいうとアウトソーシングで派遣の方が代理で業務をしているケースです。

 

これを確認するのは簡単です、名札を確認すれば名札に会社名が記載されています。

つまり法務局の職員ではないということです。

 

法務局の職員でない方が、専門知識や法的根拠の無いことを言っている可能性もあります。

なので、否定的なことを言われた場合には、「ここの職員と話がしたいので変わって貰えませんか?」と言うことも肝要です。

 

職員に話しをすると案外サクッと通ります。

※それでも難しい場合は根拠を聞く。

 

旧土地台帳の場合は実際に法務局で原本を閲覧してから、必要な部分を複写したほうがいいと思います。

理由は、村丸ごと確認してから、先祖の名前が記載しているところをピックアップして複写しないと、万が一全然違う場所にも土地を持っていることがあるからです。

また、先祖でなくとも同姓の苗字をピックアップすることで、同族の可能性を探ることも出来ますので、全部見たいところです。

 

遠方でダメな場合は請求になりますが、枝番があると思いますので枝番まで複写依頼をしましょう。

 

沢山複写する場合もありますが、漏れなく複写依頼をします。

 

こんな感じになることもあります。

 

役場の方も人間です、誠意を持って、丁寧な言葉遣いで対応すれば先方もきちんと対応してくれることが多いです。



 

【遠戚への手紙編】

さあ、戸籍、旧土地台帳の情報はゲットしました。

両親、祖父母、叔父叔母にも基本的なことは確認完了。

さて、次が大きなハードルになります。

 

遠戚へのアプローチ(手紙の書き方と伺い方)

 

それは遠戚への手紙です。

本家への手紙でも構いません。

 

これは悩みます、本当に悩みます。

その理由は

●書いたら迷惑にならないだろうか?

●不審がられないだろうか?

●返信されないとどうすればいいか?

などが頭のなかでグルグル回り結果的に行動出来ない状態になります。

 

ここで、意を決して手紙を書くとメンタルレベルが1つ上がります!!

色んな経験が出来ます。

●遠戚の方から返信があり先祖の詳細が分かる。

●遠戚ではないが、丁寧な返信文に感動する。

 

●遠戚でなく、返信があったが、自分の家ではない(分からない)と返信がある。

●返信が無い。

●返信があるが、迷惑なので止めて欲しいと書かれている。

●受取拒否で戻ってくる。

 

本当にいろんな事例があります、返信率は10%位ですので、ほとんどが返信されないと思ったほうがいいです。

返信率を上げる方法もあります。

遠戚への手紙返信率を上げる3つの作戦

 

一番辛いのは「迷惑なので止めて欲しい」「受取拒否」です。

これは精神的に凹みます。

 

一番最初の例がこの場合は立ち直れないかもしれませんが、ここでまたチャレンジできるようになればメンタルレベルが更にアップします。

というか、ほとんど場合はこのような感じですので、それを想定して行動するか、しないかで精神的な作用は軽減出来ます。

 

このような場合でも次は何をすればいいいか、他にアプローチできる遠戚の方はいないか?を考えて行動することは必須になります。

 

そんな中で温かい返信文などはあえば、心温まる経験として成功体験として身につきます。

また、チャレンジしたい気持ちも生まれます。

 

手紙を書き返信が来ました。NO1

手紙を書き返信が来ました。NO2

手紙を書き返信が来ました。NO3

 

手紙を書いて本家のお宅に伺う事が出来るとその進展レベルはぐっと上がります。

是非ともチャレンジしたいです。

 

【手紙を出しても返信が無い場合編】

手紙を出して返信が無い場合はこちらから電話をしようか悩む、相当悩む、1週間位悩む。

これもメンタルに影響する壁が発生してしまうからです。

●電話に出ないとどうしよう。

●迷惑ですガチャとなったらどうしよう

と考えます。

 

しかし、これはこちらではどうすることも出来ません。

自分の方ではどうしようも出来ないことで悩むのは得策ではありません。

 

確かに私も何回も経験しましたが、これは相当凹みます。

その時にはご縁がなかったんだなと思い、ひとまずこのお宅からは身を引きます。

※別のお宅から繋がることもありますので、1つの家に固執しないと思って切り替えます。

 

この凹みからメンタル回復するのは時間がかかりますが、1つの事例として捉えましょう。

これも全員が全て断る訳ではありません。

 

電話をして、丁寧に答えていただき、自宅にきてもいいよと言われる場合もあります。

というか、親戚の場合はかなりの確率で「きてもいいよ」となるのではないでしょうか?

 

では、何故電話に出ないのか?

答えは年配なので電話に出るまでに時間がかかります。

●体が衰えているので、電話口まで行くのに時間がかかる。

●生活時間帯が違う場合も多い(朝の6時から10時頃は農作業していることもある)

 

手紙を出そうにも、目が見えない、手が震える、ポストまで歩いていけない。

という理由もありますので、手紙を出して返信が無いからと言って諦めるのは早いです。

 

【遠戚宅に伺う編】

手紙を書いたが返信無し、電話も出ない。

この場合連絡が付いていないので遠戚のお宅に伺おうかどうしようか?相当悩みます。

自宅がないのであれば、手紙は返って来ますので分かりますが、返っていないのであれば、いるということになります。

 

この場合は意を決して伺うという、最大級のメンタル強化をして臨みます。

一番難しい案件ですが、これを実施するのとしないのでは得られる情報量が全く違います。

 

結果は2つに分かれます。

①遠戚の方に理解されて、とてつもない情報を得られる場合があります。

②逆に来ないで下さい!! と言われて終了する場合もあります。

 

①の場合は上記の理由のように、

手紙を出そうにも、目が見えない、手が震える、ポストまで歩いていけない。

があります。

電話もたまたま繋がらないということもあります。

 

②の場合はどうすることも出来ませんので諦めます。

遠戚の家ではありませんが、同姓の家で断られた経験があります。

【悲報】先祖探しでの出来事・・・

 

これには凹みましたが、想定内でしたので、気を取り直して、別の行動をしました。

 

①と②ですが当然以下の準備をします。

●自分との関係図を作成して先方が理解しやすい資料を準備する。

●手土産は必ず持参する、大きなものが良い。

●志も必須。

 

②の場合とりつく島が無い場合はしょうがないですが、ただ単に面倒だなと思っている段階では準備物3点セットを持参することで、先方の態度も軟化する場合があり、結果的に自宅にて多くの情報を入手できることもあります。

 

また、親戚の●●さんの紹介で分かりました、と話をしてみるのも1つの方法になります。

※知っている方の名前を出すことによって親近感を持っていただける。

 

断られることは想定しつつも、最大限の準備を行い行動する。

ここまで出来ればメンタルが強くなります。

 

遠戚編3つで1つ懸念材料があるとすれば、それは当主の方ではなく、奥さんや息子の嫁さんが対応することがあるという事です。

具体的には、当主に手紙の内容が伝わっていない、返信する気持ちがあるが体の衰えで対応出来ない。

そんな時に、奥さんや息子の嫁さんが独断で断ってくるケースです。

 

これを回避するには、直接本人とお話をすることがいいのですが、体の衰えでそれが出来ない場合があります。

可能な限り本人とお話をしたいものです。

 

【おまけ:行政依編編】

先祖を調べる遠戚でやり尽くしたら、同姓へのアンケートや教育委員会、公民館へのメールなどをするようになります。

しかし、上記のことを長年経験していくとメンタルが強くなるのでなんとも思わなくサクサクやってしまう。

結果的に物怖じしないメンタルになります。

 

具体的には教育委員会などには普通にメールしますし、それで紹介された郷土史家のお宅にも連絡をして情報を得ることになります。

行動力もアップしていますので、簡単に実行するようになります。

 

乗り越えるには時間がかかるかもしれませんが、是非ともやっていくべきだと考えます。

 

これらのことは、通常生活している場合は絶対に経験できません。

役場に行くことなど日常生活を送っていれば、ほとんど無いと思います。

 

遠戚のお宅へのアプローチの場合は断られる事もあります、しかし、温かい言葉や返信文などでやっていて良かったと思える体験をすることも事実あります。

 

そんな経験を前向きに捉えられれば大きく進展するのが先祖探しです!!

 

精神的にも成長できる先祖探し!!

 

【まとめ】

●戸籍を入手する場合は戸籍係と交渉することでメンタル強化出来る。

●法務局の場合も同様に日常生活では使用しない専門用語を駆使しながら対応することで場慣れ出来る。

●遠戚への手紙や電話では先方へのアプローチ方法を考えながら実施することで思考強化できる。

●遠戚へのアポ無し訪問は相当悩むかもしれないが、やらずに後悔よりはやって後悔の精神で、結果上手くいくことも多い。

●行政へのアプローチはここまで来れば慣れているので問題無い。

 

結果、人間的に成長出来るのも1つのメリット。

 

公開日2020/8/8