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先祖探しで、戸籍以上の進展を図ろうと思えば、次には位牌、お墓、過去帳になります。

過去帳には自宅保管用とお寺保管用があり、住職様に誠意を見せて行けば、自家の先祖が遡ることも可能です。

ここまでで、1700年代中盤くらいまでは運が良ければ遡れます。

お寺が古く、火事などで燃えていなければ、1690年頃の方も発見できるかもしれません。

そうなると、この先祖が生まれたのは1620~30年頃と推測されます。

 

まあ、歴史ロマンですね。

 

しかし、庶民の場合この年代が最古の先祖になると思われます。

代数にして12~14代位ではないでしょうか?

 

それ以上になるとなかなか資料もありませんし、それを証明するようなものもなかなか無いと思われます。

 

基本的にはここで終了となりますが、実はこれからが、本当の先祖探しになります。

 

理由は、先祖の名前をただ判明されるだけでは、本当に先祖さがしをした事にならないからです。

先祖はどんな人物だったのか?を推測していくことに醍醐味があります。

例えば

●長生きしたのか?短命だったの?

※享年などが分かれば判明します。

●性格は?

※戒名の漢字から予測することも可能です、「厳 慈 妙 岩 貞 一 」や「春 夏 秋 冬」など季節も入っています。

 

ここで、もう一歩江戸時代の先祖のことを探そうとすると、どうしても地元にある古文書になります。

 

通常、どこに古文書があるのか?そもそも本当にあるのか?を素人の自分達が分かろうと思っても中々探し出せることは困難です。

そんな時に、地元の郷土史会が役に立ってきます。

 

地元の郷土史会は地域の旧家などもご存じですし、ひょっとしたら古文書などがある家を知っている可能性もあります。

その古文書の中には先祖名前が記載されているかもしれませんし、当時の村の状況も判明する可能性が高いです。

 




例えば、土地の耕作人の記載をしている中に先祖の名前があれば、一気に当時の村のことがリアルになってきます。

●耕作の面積 土地の所有者一覧 全体の中における自家の地位。

●商屋 肝煎り 組頭 長百姓 など名前で先祖が出てくるかもしれません。

●神社の古文書では寄進した中に先祖の名前があるかもしれませんし、何を寄進したのかも判明出来ます。

 

ということで、もしも、先祖が今住んでいるところから近いのであれば、積極的に地元の郷土史会に入ることをお勧めします。

そこでの活動を通じて、先祖が住んでいた場所の歴史にも精通できますし、当時の様子もかなりリアルに分かってきます。

 

また、郷土史会の会長などはかなり顔が広いため、懇意にさせて頂くと、後日良い情報が入ってくる場合も多いです。

 

一旦知り合いになった方とは定期的に話をして、忘れられないようにしましょう。

※郷土史会の企画に参加してみるとか。

 

地方の場合はこれが出来ますが、都会の場合は当主が市や県に既に寄贈している可能性もあります。

※その場合は閲覧申請をします(ただし全て閲覧可能か確認する必要があります)

 

これらを含めて、先祖の事が分かり、当時の置かれたいた先祖の境遇などが判明するときの喜びは素晴らしいものです。

 

これで各々の先祖に肉づけをしていけば、立派な家系図や由来書になります。

そして、これが先祖探しの究極の方法になります。

 

まとめ

①まずは戸籍や過去帳、位牌、お墓の確認。

②次ぎに、郷土史会の会長などにどこかの旧家に古文書が無いか?を確認してみる。

③その中には様々な情報があるが、それらを紐解く事によって、先祖の生き方が分かることも多い。