Alexas_Fotos / Pixabay




 

戸籍等で遠戚の家が特定して手紙を書いたが、先方から2週間から1ヶ月だっても返信がない場合は思い切って電話をしてみましょう。

年配になると、気にはなっているが、返信するのが億劫になっている方が多いです。

老眼などで目が見えなくなり返信出来ない や 足腰が弱って郵便ポストまで行けないなど様々な理由があります。

そのような理由がありますので、電話をする事も重要になってきます。

以下雛形です。

 

電話雛形【アプローチから礼状まで】

私:初めまして私、●●県●●町の佐藤と申しますが山田太郎さん、いらっしゃいますでしょうか?

 

【最初の電話、丁寧に趣旨説明】

先方:おじいちゃん電話よ~~ 次へ

 

先方:どのようなご用件で?

私:実は2週間ほど前に手紙を出させていただいたものなのですが、自分の先祖について調べております。 私の戸籍謄本に山田家の記載があり住所から山田太郎さんの家が分かり手紙を書いた次第です。 そこで何かご存じないかと電話をさせていただきました。

 

先方:山田太郎は3年前に亡くなりました (電話帳から調べるとよくある)

私:そうなんですか、非常に残念です。実は私の高祖父が山田家の出身で祖父母の話の中にいつも山田家の話がでてきました。

そこで、興味を持ち今回お手紙を出させていただきました。

先方:そういうことだったの、詳しいことは分からないが、山田家は~~で。

私:そうなんですか!! 是非とも山田家のお墓参りをさせていただきたいのですが!!!

 

ここで、先方のお墓参りをさせていただきたい旨を伝えて、うかがう了承を得る。

 

【近親者を知っていないか聞いてみる】

先方:わしは詳しい事がよく分からんのじゃ~~

私:山田次郎吉さんはご存じないですか?

※ここ重要!! わざと、山田太郎さんの父親や祖父の名前を出す。

 

先方:おお、それはわしのおじいさんじゃ。

私:そうなんですか!! 実はその次郎吉さんは私の祖母の「いとこ」にあたる方なんです。

私の祖母の名前は鈴木花子と言いまして、▲▲町に嫁にいったんです!!

 

ここでは、あえて自分の直系尊属に当たる方を知らないか?を聞くのでは無く、佐藤家と山田家が親戚同士であることを知ってもらう。

 

 

【そもそも何故調べるのか丁寧に説明】

私:実は父が亡くなり 子供が生まれ 祖母のたっての願いで (など個別の事情を伝える)

※どうして山田家を調べるのか?を丁寧に説明することが重要。どうしても調べないと行けない事情を説明(自分が興味あるので調べたいというのは説得するには弱い)

  • 親族のたっての願いで責任感を持ってやっている。
  • 生まれてきた子供のために子々孫々伝えて行きたい為自分が責任を持ってやっている。

など、第三者の為に責任を持ってやっている事を伝える事が重要。

 

 

【断られた場合】

私:上記の何故調べるのかを丁寧に説明する。

先方:そんなことを教える必要無い。

と断られる。

先方の親族:おじさんも亡くなって全く分からないと体よく断られる。

 

私:そうですか、非常に残念ですが、これ以上はご迷惑をおかけしますので失礼いたします。

→【他の親族へ聞く】へ

 

 

【話をしてくれる場合】

先方:うちの家は~~ 先祖は~~ わしの若かった頃は~ あの家は~~ この家は~

※全て聞きましょう、どんなことでも全て重要な事です、とにかく話を聞くことです。

そして、うなずき、メモを取り色々聞く(話せば話すほど先方も親近感がわきます)

【自宅への訪問のお願い】

私:有り難うございました、非常に為になる話を聞かせていただきました、ますますご先祖様に会いたくなりました、お墓参りに行ってもいいでしょうか? また、ご仏前をお供えしたいのですが?

 

※自宅に上がらせるにはやはり他人なのでハードルが高いのでお墓参りをしたい旨を伝える(墓参りだけならまあいいか~~)

※ご仏前?今時珍しい方だな と好感をもって頂ける。 因みにご仏前は1万円位です。

【実際に自宅に伺ったら】

私:本日はお忙しいところ、ご自宅に伺わせていただき有り難うございます!!お墓参りも出来れば亡き父も喜ぶと思います  子供たちにも貴重な話が伝えられると思います。

 

※たぶん、また色んな話に花が咲きますので、どんどん聞いてメモを取る。

 

※お墓参りをして墓の場所を確認する(場所さえ確認できれば後で詳細な調査は可能)

 

※ご仏前を供える時には仏壇に通されると思うのでその時に位牌は無いか聞いてみる。

(あるはずので、すかさずカメラで同じものを最低3枚撮る、遠くから、近くから、裏表など)

だいたい焦っている時はカメラのピントがずれているので複数枚は撮る。

 

※墓よりも位牌を撮る事の方が重要(また自宅に上がれる可能性は低い)

 

※また仏壇に遺影や肖像画がある場合はこちらも全て撮る。

(冷静になって確認すると案外似ている場合がある)

 

 

ここでは、当事者のおじいさんだけでなく、家族全てに話しをして自分が怪しい人では無いという事をアピールする(実は奥さんや息子さんが親身になって協力してくれる事もあ

る)




【話を聞くことリスト化について】

●山田家の由来、来歴

●いつから住んでいるか?(この地域では古いほうなのか)

●本家や総本家はどこなのか?(実は総本家がある可能性がある)

●どこと親戚なのか? 近くに親戚いるのか?(その親戚に聞くこともある)

●この村の歴史について

●菩提寺は? 近くの神社は?

●家紋は

●位牌があるか(あれば写真を同じもので複数枚撮る)

●お墓の場所(ここも写真を同じ墓でいろんな角度から複数枚撮る)

 

【聞くことリスト先祖個人について】

山田次郎吉さんの事やその先祖について(些細な情報でもいい)

※聞くときは具体的な質問がいい

●身長(低いか、高いか)

●体格(大柄、中肉中背、小柄、猫背)

●性格(気性が荒い、穏やか、寡黙、おしゃべり、几帳面、何でも投げ散らかす)

●趣味(詩吟、浪曲、村での歌舞伎演じる)

●酒は飲むか下戸か? 飲むならどれくらい? 煙草はどうか?

●職業 (農業、漁業 商業 寺子屋の先生 郵便職員、学校の先生など沢山ある) また

●村における立ち位置 (祭りの時には責任者となった、笛吹きの名人 産婆さんであった)

●結婚した相手について、また養子の場合について

(どこの村の誰か? 現在のどの家か?養子の場合実家はどこか)

●病気や死因(糖尿病、中風、脳梗塞、ガン)

 

※直接の先祖は曾祖父や高祖父当たりになると思うので詳細な情報がない可能性が高いが、言い伝えなどで伝わっていることもあるし年配のかたであればギリギリ幼少期に高祖父が生きていた可能性もあるのでそうなると、情報量が一気に増えます。

詳しくはこちら。

親戚にお話を聞きに行く時の質問表

 

【最後に】

私:本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました、今日教えて頂いたことや位牌、お墓の情報などは後日整理して山田様に送ろうと思います、有り難うございました。

 

【後日】

調べた資料を基に山田家の家系図や過去帳を作成する。

礼状とともに送付する。

ここでも、亡き父の想いを果たせたとか、子供にいいものが伝えられるなど感謝の気持と書いておく。

これは10日以内がいい。

※先方は本当に純粋な気持ちで訪ねてきたと思って頂き信頼される、また後日、新しく発見したことなどを教えてくれる場合もある。

 

【断られた場合】→【他の親族に聞く】

近くに同姓の方がいれば親族可能性もありますので聞いてみる。

私:実は山田太郎さんと親戚で●●の理由で(上記の理由)先祖供養をしようと思っております、先日山田太郎さんのご自宅に電話をしたところ、分からないな~と言うことでした。

もしかしたらと想い、山田三郎さんのご自宅に電話した次第です。

私としては、山田家の古い墓に行って墓参りをしたいのですが、また、山田家について些細なことでもいいので聞きたいのですが? 何かご存じないでしょうか?

→墓なら裏山にある

→山田家は昔●●だったと聞いたことがある

 

※山田太郎さんに断られた事をやんわり伝えることが重要

→ということで、「山田三郎さん」に聞いていますということをアピールする。

 

【本家に行く目的は】

1 位牌の確認(最重要で一回しかチャンス無し!!)

2 墓の場所の確認(後でも場所が分かれば行ける)

3 本家当主からのお話をきける(後日話の内容から重要な事が発見される場合が多い)

4 当主以外の方と親しくなり、自分を信頼して貰う。

 

先祖の名前を確認するには1と2が最重要で家の歴史を調べるには3が重要。

1と2が無いと家系図の作成が出来ない。

 

電話の目的は情報収集になります、出来れば自宅にうかがい、詳細な情報(位牌、お墓、過去帳)を画像に収めることです。

また、電話よりも実際に直接話を聞くことで先祖の人となり、家についても詳しいことが分かってきます。

 

是非チャレンジしましょう!!

 

公開日2019/6/8

更新日2020/7/18