城データ
城名:妣摺城(ひずりじょう)
別名:無し
標高:50m
比高:25m
築城年:不明
城主:野間氏に関連した人物か
場所:広島県広島市安芸区矢野東4丁目
北緯:東経:34.352538/132.543082
攻城記
住宅内にある城。
城の麓まではすぐに行ける。
これくらいの斜面なら大丈夫。
道もあり、スムーズに登れる。
本丸。
木も伐採されており、藪化もしていない。
本丸から見える景色。
麓を眺めると急斜面なのが分かる。
降りたところの削平地。
本丸側を望む。
二の丸もあるが、藪化で断念。
open-hinataより【妣摺城】
余湖図【妣摺城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
1960年代の航空写真
城の概要
城跡は東から西に延びる丘陵先端のピークにあり、尾根続きを掘り切って独立させている。
最高所の1郭は約20m四方の正方形をしている。
北西隅から通路が延びて一段下の帯郭に続いている。
南西に細く突き出す尾根上にも二段の郭を設けている。
野間氏一族の居城で、矢野城の支城と考えられている。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
城の歴史
詳細不明であるが、野間氏一族の居城で所領の北端として見張りなどの役割をしていたのかもしれない。
所感
●住宅内にある城で、車は別のところに停めていくしかない。
●城自体は比高も高くなく、すぐにいける。
●野間氏一族の城として機能していたと思われるが、野間氏が毛利氏に攻められており、詳しくは不明。
関連URL
参考URL
参考文献
『日本城郭大系』13
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『広島県の地名』
『広島県地名大辞典』
『広島の中世城館を歩く』
『萩藩諸家系譜』
『毛利八箇国御時代分限帳』
『萩藩閥閲録』
公開日2024/02/03