城データ
城名:新城城
別名:新庄城
標高:301m
比高:280m
築城年:不明
城主:佐伯土佐
場所:広島県安芸郡府中町~安芸区畑賀
北緯:東経:34.399987/132.532092
攻城記
阿計玖羅城をそのまま進むと新城城に行きつく。
尾根を登っていく。
新城城跡入口をあり分かりやすい。
尾根を登っていく。
すぐに本丸に到着。
本丸前は急なところもある。
本丸。
本丸は藪化もされておらず遺構も分かりやすい。
降りると土橋の跡もくっきり分かる。
土橋。
本丸方面。
曲輪跡。
尾根上は自然傾斜となっている。
ここからも景色が確認できて、見張り台の役目を果たしていたのかもしれない。
位置関係
open-hinataより【新城城】
余湖図【新城城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
『芸藩通志』【新城城】
1960年代の航空写真
当時は山頂まで木も無かった、畑賀方面も綺麗に確認できたと思われる。
城の概要
丘陵最高所に1郭(20m×16m)があり、その南側に一段低い小郭を置く。
そこから北と南東に延びる尾根続きには浅い堀切があり、北側のものには土橋がかかっている。
西側尾根続きは自然傾斜となっている。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
城の歴史
詳細不明、城主が佐伯土佐とあり、このような小さな城で城主の名前が残っていることは珍しい。
所感
●阿計玖羅城から登っていくとある、連携を取っていたものと思われる。
●城は単郭に近いが、土橋もありみどころあり。
●瀬戸内海もしっかり確認でき、畑賀方面も当時は木も無かったら、見張りの城として機能していたと思われる。
関連URL
参考URL
参考文献
『日本城郭大系』13
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『広島県の地名』
『広島県地名大辞典』
『広島の中世城館を歩く』
『萩藩諸家系譜』
『毛利八箇国御時代分限帳』
『萩藩閥閲録』
公開日2024/02/02