城データ
城名:小田狐城
別名:無し
標高:125m
比高:120m
築城年:不明
城主:不明
場所:広島県広島市安佐北区口田南3丁目
北緯:東経:34.445973/132.495398
攻城記
金毘羅神社から登るパターンで進む。
龍泉寺もあり神仏習合の名残が見える。
ここから山頂を目指す。
この山は古墳が多く存在している山である。
これは湯釜古墳。
小田狐城はこの下の道を通る。
途中開けたところがあるが、ここも当時は見張りがいたかもしれない。
正面の山は武田山(銀山城)
中小田古墳群に到着。
この古墳群を加工して城が造られる。
古墳の上に城があるので、どこまでが古墳でどこからが城跡不明。
一旦主登山口まで引き返し、山頂手前に行くと奥の院がある。
更に登っていくと八畳岩がある。
位置関係
open-hinataより【小田狐城】
余湖図【小田狐城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
城の概要
本城跡は、太田川を見下ろす見晴らしのよい尾根上に造られた山城である。
同一尾根上には中小田古墳群があり、第2号古墳から第4号古墳の墳頂面を削平して郭に利用している。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
所感
●古墳を加工して造った城で、古墳と城の区別が不明であった。
●立地条件はよく、見張りとしての機能を有していたと思われる。
●近隣には幾志山城跡もあり、連携をしていた可能性もある。
関連URL
参考URL
参考文献
『日本城郭大系』13
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『広島県の地名』
『広島県地名大辞典』
『広島の中世城館を歩く』
『萩藩諸家系譜』
『毛利八箇国御時代分限帳』
『萩藩閥閲録』
公開日2024/01/14