城データ
城名:龍王山城
別名:無し
標高:460m
比高:80m
築城年:不明
城主:不明
場所:広島県三次市甲奴町本郷
北緯:東経:34.698509/133.087709
攻城記
ジミーカーターセンターのの南の山が龍王山城となる。
ここから直登していく。
尾根筋まで一気に駆け上がる。
まだ城域ではない。
木が鬱蒼としており麓は見えない。
城域に進んでいく。
どんどん進んでいく。
尾根筋も削平地っぽくて移動は楽である。
曲輪部分。
本丸付近。
特別な加工もなさそう。
先に進むと降りていくが、途中に掘の後がある。
麓まで降りると小川があることが分かる。
水には事欠かないようだ。
open-hinataより【龍王山城】
余湖図【龍王山城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
城の概要
最高所の1郭と小郭,空堀群から成る。
1郭の中央西よりには5m×6m,高さ1mの櫓台状の段があり,現在この上には虚空蔵菩薩を安置した石祠がある。
竪堀は1郭から放射状に延び,途中いくつかまとまりながら谷部に消える。
1郭の南下40mの尾根状には高さ2m程度の二つの土塁が麓まで延びる遺構がある。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
城の歴史
詳細不明。
所感
●西には本郷の町があり、戦国時代もこの地は交通の要所として重要な拠点だったと考えられる。
●城としてはこの本郷を守る為に築かれたのではないか?
●城は堀が多くあり敵の侵攻を止めるような加工がされているが、曲輪に関しては曖昧な部分もある。
●特に山頂部分が2か所に分かれており、もう一か所付近も削平地となっており何かしらの加工がされていたのではないかと判断する。
関連URL
近隣の山城。
参考URL
参考文献
『日本城郭大系』13
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『広島県の地名』
『広島県地名大辞典』
『広島の中世城館を歩く』
『萩藩諸家系譜』
『毛利八箇国御時代分限帳』
『萩藩閥閲録』
公開日2022/09/03