城データ
城名:狼山城
別名:狼ヶ森城
標高:35m
比高:30m
築城年:不明
城主:米原氏か
場所:島根県出雲市斐川町直江
北緯:東経:35.383520/132.820759
攻城記
現在は公園になっている。
神社の方へ登っていく。
麓を臨む。
この辺りも曲輪であったかもしれない。
削平地でここも曲輪の跡か。
大神神社に到着、ここが本丸か。
面積はあるの十分。
古いお墓、城に関わるものかは不明。
狼山城の矢竹。
一段下がったところの削平地、曲輪跡を公園化しているのかは不明。
展望台付近。
周辺地。
また子供広場の裏の山を上がっていくと山のピークがありそこの上も平削地になっていたので山全体が郭になっていたのかもしれない
位置関係
城の概要
元亀元年から同二年にかけて、毛利輝元が高瀬城攻撃のために築いた小丘陵の城。別称狼ヶ森
『日本城郭大系』14より引用
また高瀬城が落城した際、吉川元春と米原氏との戦いの前哨戦として使われた山城らしい。
城の歴史
元亀元年(1570年2月):尼子再興軍の中にあった米原綱寛は毛利軍と戦ったが結果は惨敗 そこで高瀬城に戻り守りを固めた、その中で狼山城の出城を固めた。
元亀元年(1570年7月):その後毛利軍が狼山城を攻めて落城する、一時は米原氏が狼山城を奪取するが、結局はまた落城したと思われる。
所感
●現在は公園化されておりどこまで遺構が残っているかは不明。
●伝承として狼が住んでいたので狼山とあるが、狼退治を祈願するといなくなった。
●出雲平野の丘陵地であり、高瀬城と鳶ヶ巣城の中間地点に属して立地的に良い。
関連URL
毛利氏との高いで関連した城と思われる。
参考URL
参考文献
『日本城郭大系』14
公開日2021/07/11