城データ
城名:狐ヶ城
標高:266m
比高:26m
築城年:戦国時代か
城主:不明
場所:広島県安芸郡熊野町萩原
北緯:東経:34.342144/132.594393
攻城記
この道が堀切だと伝えられている。
墓所、この部分も当時は曲輪だった可能性がある。
墓所から見た風景、前方の丘陵地が四貫分城であり、ともに土岐城の外城としての機能を有していたと考えられる。
空堀跡の道路を反対にいくとこのような場所がある。
下をのぞき込むと、急峻であり切岸だと考えられる。
降りてみて、下から見上げる。
かなり急峻であり攻めるのは難しい。
降りたところの削平地。
断崖絶壁。
下にも更に削平地がある。
もう一段したの削平地。
位置関係
open-hinataより【狐ヶ城】
余湖図【狐ヶ城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
城の概要
南西に延びる丘陵先端部を掘り切って城域を画している。1郭は25m×7mの規模で,東側に土塁がある。
しかし,墓地として使われので,どの程度原状を留めているか不明である。
郭よりも堀切背後の現在墓地とな陵の方が高く,ここにも何らかの施設があったのかもしれない。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
城の歴史
詳細は不明、土岐城の外城だったと思われるので同じような歴史をたどったものと考えられる。
所感
●ほとんど遺構はない、堀切跡の道路の上部に墓所があるが、この部分が城域とも考えられる。
●また堀切跡の道路の南側にも削平地があり、この部分は曲輪と考えられる。
●四貫分城と共同して守っていたと考えられる。
関連URL
対面に位置する城、ともに土岐城の外城だった。
本城である土岐城。
参考URL
参考文献
『広島県の地名』
『熊野町史 通史編』
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『芸藩通志』
公開日2021/07/04