城データ
城名:友近氏
標高:100m
比高:10m
築城年:不明
城主:友近氏
場所:広島県広島市安佐北区可部町大林
北緯:東経:34.549756,132.544836
※C. フォーマット「度(DD)」の場合を参照。
攻城記
友近城全景。
先端の曲輪。
帯曲輪。
本丸。
逆方向から。
周辺。
物見曲輪方向。
物見曲輪方向から本丸を望む。
前方には伊勢ヶ坪城も見える。
位置関係
余湖図
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
『芸藩通志』友近城
城の概要
中心となる郭は、尾根の中腹にある1郭で、その北に二つの郭を配している。
1郭は二段からなり、低い段は東側の谷に面している。
1郭北下の郭も東側の谷に沿って延びており、北と東側に重点を置いていることがうかがえる。
また、1郭南には10mの高度差を持って小郭を配している。
本城跡は、伊勢が坪城跡の南に位置し、伊勢が坪城跡の出城的役割を担っていたものと推測される。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
城の歴史
記録には無いが、伊勢ヶ坪城の出城としての役割を担っていたと思われる。
城主家系図
友近氏について
友近氏は熊谷の次男である友近直春を祖とする。
古文書、軍記物にも出てこないので詳細は不明。
所感
●伊勢が坪城とセットになる城本城である伊勢が坪城が攻められた時に防御、あるいは後ろから攻める為の城だと思われる。。
●作りはいたって簡素で郭となる平削地が2~3個ある程度。
●登り口に墓があったが友近姓であったので子孫の方かも知れない。
関連URL
熊谷氏初期の居城。
熊谷氏戦国時代の居城。
近隣の山城、庶流の城。
参考URL
参考文献
『芸藩通志』
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『萩藩諸家系譜』
『広島県の地名』
『広島県地名大辞典』
公開日2021/05/09