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悲報です・・・

本日先祖探しで悲しい出来事がありました・・・・

 

昨年私の同姓の調査を公民館の依頼で行っておりました。

 

公民館の住所は中世に私と同じ名字の土豪がおり、興味をもっておりました。

 

丁度その時にメールで質問ややりとりをする中で偶然私がその同じ名字の調査をすることになりました。

 

せっかくのチャンスですので、精一杯頑張ろうと思い、県内の同姓の方や関ヶ原以降に移封となった他県の同姓の方にアンケートを取りました。

 

昨年の出来事です。

 

調査は文書館の古文書からみた事実と、各家における伝承も絡ませて広義の同姓調査を行い、そこから視点からのレポートにしようと考えました。

 

こんな古文書を解読したり

 

お墓の調査もしました。

謎の石物も発見して謎が深まったこともありました。

 

と色々と試行錯誤しながら、アンケートも何十通の返信や直接の電話をしてかなり新発見もありました。

 

なんとか纏めてレポートとして公民館に提出させて頂きました。

 

この過程で、当家と同姓の由来や家系図なども多く発見できました、自分の家とは直接繋がりませんが、ある程度の仮説もできて今後の研究課題として取り組もうと思っていた次第です。

 

更に、調査から伺った家で古文書を確認されていただいた家がありますが、その家も家系図のなかに記載されていた家ということが分かり大変感謝された経験もあり私もやっていて良かったと思った瞬間でした。

 

手紙を書き返信が来ました。NO1

 

調査で一番の大発見は2つの家にある家系図が同じものだったということです、全く違う家に同じ家系図があるということは信憑性が高まってくると思い疑問点の改善にも繋がると期待していたところでした。

 

ここからが本題

他県にも同姓の家があります、通常で考えれば全く違う系統だと思うのですが、色々県外の同姓の方から話しを伺うとどうも他県の同姓の家は戦国時代は私と同じ県で「関ヶ原の戦いで移封となり、江戸時代には陪臣の家柄だったとのこと」

 

詳しくは郷土史の冊子にも記載されているということで、その郷土史を確認したところ、驚きの事実が発見されました。

 

なんと!!上記2つと同じ家系図がこの郷土史の冊子にも画像として小さく添付されているじゃないですか!!

 

つまり、他県に行った同姓の方も何かしらの縁がある家と分かり、再度お手紙を書いた次第です。

 

内容は至ってシンプルなものです。

 

①以前にお手紙を出させて頂いた者でこの度同じ家系図と思われるものが発見された。

 

②郷土史の中にある家系図と同じ可能性があるので確認させて頂けないでしょうか?

 

というものです。

 

年配の可能性もありますので、無理強いも出来ませんし、息子さんやお孫さんなどに返信して大丈夫な旨を記載して投函。

 

2週間経過しても連絡が無かった為、こちらから電話をしてみたところ「現在使われていません」のコール。

 

家はあり住んでいることは他の方から教えて頂いておりましたので、今回確認の為に意を決して伺うことを決心しました。

 

他県です、簡単にいけるところではありません、新幹線でないと無理なところですので費用もかさみますが、行かないで後悔するよりは行って後悔するほうがましと思い、行った次第です。

 

丁度その県には同好の士がいまして、先祖探しを共通の趣味をしている心強い味方もいました。

 

仲間がいないとそもそもそのお宅に伺うことも間々なりませんでした。

 

こんな時に仲間って必要ですよね!!

先祖探しは仲間と一緒に!

仲間と2人で他県の同姓のお宅に伺いました。

そして悲劇が起こりました・・・・・

 

私:ごめん下さい先日手紙を送りました●●●●です。

先方:こういうのは嫌です、お断りします。

私:不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ございません。

先方:嫌だったから返信をしなかったのに来られては迷惑です。

私:すみません、嫌な思いをさせてしまって・・・

先方:帰ってください。

 

という結果になってしまいました。

 

この間1分も経っていないと思います。

 

まさに「とりつく島も無い」とはこの事でした。

 

今まで30年以上調査を行っていますが、ここまでピシャリと言われたのは中々ありませんでした。

 

非常に残念な気持ちと悲しい気持ちになりました。

 

特に先日喜ばれているお手紙や感謝のお手紙を頂いていたので、その気持ちが強くショックでした。

 

昔何かしらの事があったのかも知れません。

 

とは言っても、やはり行かなくて後悔するよりは行ってはっきり断られたほうがスッキリします。

 

この案件については無理だということが確実に分かったからです。

 

せっかく、他県に来たのですから、地元の文書館にも行き何か資料がないかの確認や史跡巡りを行い十分満喫して帰路につきました。

 

こんな塔とか

こんな戦国大名の宝篋印塔や

山城にも行きました。

これなんてまさに「夏草や兵どもが夢の跡」です。

 

ということで、やっぱり仲間っていいですね。

 

今回の件は非常に残念でしたが、自分と全て同じ考えの方はいませんので、これはこれで諦めて次ぎの方法を考えます。

 

まとめ

①先祖調査でどうしても行きたい家が連絡取れない場合は思い切って行っている。

 

②行かないで後悔するよりも、行って後悔する精神で行動する。

 

③実際に残念な結果になってもそれは事実として受け止める。

 

④それが目的になると引きずるので、別の目的もセットで行動する。

 

※史跡巡り、美味しい地元の食事やお酒、図書館や文書館での調査研究など。

 

⑤先祖探しは孤独な作業になりがちなので仲間は必須。

公開日2019/09/15

更新日2021/08/01

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