参考図書:自分でつくれる200年家系図

著者:橋本雅幸

主な内容

第1章 戸籍に親しむ

●戸籍ってなに?

●戸籍の形態

●戸籍の種類

●戸籍の数

●戸籍の取り方

●戸籍の保存状況

●戸籍の判読

●コラム

第2章 戸籍を読み解く

●江戸家のルーツをたどる

●本人 江戸憲太の戸籍を読む

その① その② その③

●父 江戸万吉の戸籍を読む

●ここまでの家系図

●祖父 江戸榮助の戸籍を読む

●曾祖父 江戸幸藏の戸籍を読む

その① その②

●ここまでの家系図

●曾祖父兄 江戸亀藏の戸籍を読む

●ここまでの家系図

●高祖父 江戸又藏の戸籍を読む

●完成!江戸家八代の家系図

●コラム

第3章 戸籍以上をさかのぼる

●さまざまな手法

●総本家や親戚に聞く

●菩提寺を訪ねる

●古文書を調べる

●名字を調べる

●家紋を調べる

●コラム

第4章 家系図の書き方

●手書きかパソコンか

●家系図の種類 縦系図

●家系図の種類 横家系

●用紙を選ぶ

●人物と罫線の表記

●美しく書くコツ

●家系譜をまとめる

●家系図の表装

●コラム

巻末付録

・戸籍でよく見かける異体字

・戸籍でよく見かける変体かな

 

【所感】

いちばんやさしい家系図の本とありますが、本当に分かり易い本です。

本の大きさも大きく、見やすいのが特徴です。

行政書士の先生ですので、一番最初に取得しないといけない戸籍について詳しい説明をしています。

特に自分、父、祖父、曾祖父、高祖父と徐々に取得して解読していくワクワク感がたまりません!

当然戸籍も平成6年版 昭和23年版 大正4年版 明治31年版 明治19年版と年代を遡ることで変わってきますので、自分が取得した戸籍がどの戸籍なのかも分かり易いですし、今どの位の戸籍を入手して、更にどこまで遡れるのかも初心者に親切です。

 

特によくあるのが、明治31年戸籍までは入手したが、これが一番古いと思い(役場でもそう思うケースもある)明治19年戸籍の取得漏れが発生することです。

この本では明治19年戸籍もしっかりと記載されていますので、まだ古い戸籍があるのではないか?という推測のもとで行動ができます。

 

次ぎに、戸籍以上に遡れるノウハウも惜しみなく記載されており、実地で調査した者ではないと書けない内容も多くあり橋本先生の見識の深さが分かります。

 

最後に家系図の作成方法がありますが、こちらも、どのようにしたら綺麗か分かり易いかを体系化して記載していますので頭の中にす~っと入ってくる内容となっています。

 

巻末付録に戸籍で見かける「異体字」や「変体かな」がありますが、これが秀逸です。

この付録だけでも十分価値がある内容です、これも戸籍業務に長年携わっていないと分からない事です。

 

先祖探しの初級者から中級者ではかなり勉強になる本となっていますので、必ず購入したい1冊です。