はじめに
自分の先祖が「海外に移民した」ということはありますか?
海外に行った先祖を調べるには特殊な方法があります。
まずは、戸籍の記載でどこに行ったかを確認します、どこに行ったかの記載はありませんが、亡くなった場合どこで亡くなったかが分ります。
このように亡くなった場所が特定出来る。
次ぎに外務省にある「外国旅券下附表」を確認してしらみつぶしに確認すれば、先祖が記載されているはずです。
ここで、いつ、どこに行ったかが特定出来ます。
「外国旅券下附表」
有料ですが、海外の先祖探しのサイトを確認して氏名を入力すれば、情報がでてくる場合があります。
※このような資料が見つかりました。
↓
移民というと、もう二度と祖国には戻らないというイメージがありますが、、そうではなく、出稼ぎに行っているという感覚です。
現地で何年か働けば、日本で裕福な生活が出来る、または、日本の家族の為に仕送りをして生活を支えたい などの理由は様々です。
実際に大きな富を得て故郷に錦を飾った方も多いと聞きます。
実際に日系1世はもとより、現地で生まれた日系2世も日本に戸籍があり、日本人の国籍も取得されておりました。
直系尊属が移民というのは珍しいかもしれませんが、遠戚が移民というケースはあるかもしれません。
遠戚の調査を行うことで、調査している家やその地域がどのような感じだったかを予測することが出来ます。
政府の後押しもあり、戦前の場合はアメリカ(ハワイ含む)に行く方が多く、戦後はブラジルに行く方が多かったようです。
戦前でしたら私達の叔父(母)や大叔父(母) 戦後であれば叔父(母)や兄弟姉妹だと思われます。
現地で子孫繁栄をしていると思われます、また、遠戚の調査を行う場合、家の伝承でなにかないか?写真など残っていないか?と聞いてみましょう。
私の場合は曾祖父がハワイに移民にいき現地で亡くなっておりましたが、子孫の方と連絡がつき、曾祖父の写真を頂くことができました。
中央の男性が曽祖父。
海外サイトの利用
また、海外のサイトを利用する場合もあります。
【まとめ】
●自分の直系尊属や親戚が海外に移民で行っている場合は戸籍からどこに行ったかを調査する。
●外務省にある「外国旅券下附表」を確認してしらみつぶしに確認すると先祖が出てくると思われる。
●ブラジルの場合はネットでいつ頃移民で来たかが分かる。
●海外のサイトでは詳しく判明することもあるが、英語なので難しい場合は得意な方にフォローして貰う。
●運良く子孫に連絡がついたら、色々やりとりして、写真などがないか確認してみる。
●また、言い伝えなどがないかも聞いている。
初めまして。
知人が、ある意味逆のことをしているのでこのサイトにたどり着きました。彼女は日本に残った血縁者を探しています。
知人はアメリカ在住日系4世で日本に親戚が残っていないか探しています。ハワイにひいおばあさんが移民したそうで、その後大戦もあり、またアメリカ本土に引っ越し、その後も引っ越しが繰り返されたなどの事情もあって、手持ちの資料が少ないそうです。
昨夏、思い切って日本のひいおばあさんの出身地に飛び込んでみたそうですが、日本語が話せないため、十分な調査ができなかったそうです。それでも関係者一人を探し出せたそうですが、その方は血縁ではなく、しかも80代とご高齢、英語も話せなかったため、その先の調査ができなかったそうです。
このような事情なのですが、私の知人が日本にいる自分の親戚を探す方法はあるでしょうか?
ご存知でしたらよろしくご教示ください。
気持ちはよく分かります。
私の場合はハワイの曽祖父の子孫とやりとりしましたが、英語が出来ない為意思疎通出来ずに、あんまりコミュニケーションがとれずじまいでした。
調査方法ですが、日本にいる協力者が最大限に協力をすることで、若干の進展する可能性があるのではないでしょうか?
戸籍の取得は可能ではないかと判断します。
※ただし4世なのでそれを証明することが必要ですが。
本人が戸籍を入手できたらあとは日本と同じように戸籍の解読です。
これも本人は出来ないので日本人の方が解読しないといけません。
※特に明治19年戸籍は普通の日本人でも読みにくいので。
そこから、直系卑属を探しあてれば縁者を辿ることは出来ない事もありません。
ただし、ここでも代理で詳しい説明をできる(または聞ける)方が必要となってきます。
4代前は何県の方か分かるでしょうか?
管理人さん
ご回答ありがとうございます。メールもありがとうございます。
4代前は山口県の方だそうです。4世であるとの証明は手続きが煩雑なのでまだお持ちでないとのことでした。
残念ながら、日本に協力者がいない状態で、私が動ければ良かったのですが、現在アメリカ在住で、しかもタイミングが悪いことに、コロナのためにしばらく帰国出来そうにありません(今帰国すると空港などでのリスクが高い上に2週間の自己隔離になりその間外出出来ないため現実的ではありません)。
戸籍は、子孫であると証明出来れば弁護士などを使わずに開けられるのでしょうか。最近はプライバシーにうるさいので難しいかと勝手に思っていました。
そうなんですね。
アメリカでは厳しいですね。
山口県からの移民多いですよね、私の曽祖父の子どもの妻も山口県下松市でした。
戸籍は子孫であると証明出来れば自分でも可能だと思いますが、方法はわかりません。
※適切な手続きがあれば可能だと思います。
ただし、4世なので1つ1つ遡っていかなければなりません。
こんにちは。友人50歳代(現在アメリカ国籍。母親が日本人、父親は中国系シンガポール人。母親が幼少時に(戦後1950年代前半)母親の両親か福岡県からシンガポールへ移住しているのですが、その友人が母方の親戚を探したいと思っています。
手がかりは母親のローマ字氏名しかありません。博多在住だったらしく、本籍地はおそらく福岡市と思われます。
戦後の話なので、何か手がかりを掴める書類が残っていないか期待しているのですが、福岡県民の移住の記録など、何かごぞんじでしたら教えていただけないでしょうか?
母親が日本人なら必ず戸籍があると思います。
そこには日本にいた時の住所があります、戸籍を遡っていけば、親戚のことも分かるのではないでしょうか?
戦後の話なので十分可能性はあります。
ありがとうございます。ただ、その本籍地の母親の漢字が分からなくて困っています。
出国者名簿などが残っていればいいのですが…
丁寧に調べていけば、判明するような気がします。