城データ
城名:明石道峯構付城
標高:106m
比高:32m
築城年:(天正6年(1578年)3月から天正8年1月)三木合戦期間中に築城された。
城主:不明
場所:兵庫県三木市福井
北緯:東経:34.781469/134.984467
攻城記
公園内にある。
西郭。
櫓台。
主郭。
明石道峯構付城
この付城は、三木城の兵糧攻めに際して築かれた30余りの付城の一つで、天保12年(1841)の絵図「三木城地図」に描かれていましたが、
平成11年に所在が確認されるまで、その存在は明らかではありませんでした。
付城は、土塁で囲まれた主郭と東郸、そして尾根先端の西事から構成しており、東郭の東には広い丘陵台地が続いています。
主郭には、南西隅に櫓台を築き、主郭と東郭とを区切る土塁の中央部と、東郭を囲む土塁の南東隅に虎口を設け、それぞれ郭の出入り口
としています。
また、確認調査によって、主郭の東側土塁と東郭の東側土塁の外側で、土塁裾に沿って堀跡が検出されています。
虎口。
位置関係
余湖図【明石道峯構付城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
ひなたGIS【明石道峯構付城】
城の歴史
三木合戦(天正6年(1578)3月から天正8年(1580)1月)で築かれた。
所感
●公園に隣接した城である。
●構造的には複雑ではないが東郭が広い為、多くの兵士を駐留させることが可能。
●虎口や堀などもあり、防備も意識している。
関連URL
三木城包囲付城群。
三木城。
参考URL
参考文献
『兵庫県の地名』
『日本城郭大系』12
公開日2021/09/18