城データ
城名:麓城
標高:19m
比高:19m
築城年:不明
城主:能美氏(山野井氏)
場所:広島県江田島市大柿町大原
北緯:34.170975
東経:132.458575
攻城記
墓所も曲輪跡か
因みに墓は1700年代の古いものがあった。
この地域の有力者の一族かもしれない。
休憩所があるが後世の壊変か
墓所
平削地でもあり中世の曲輪跡の可能性あり。
その奥にある墓所。
曲輪跡と思われる。
麓城の矢竹
墓所から降りたところの平削地。
上を見上げる。
再度墓所に上がって奥に進む。
墓所が非常に荒れており少し悲しい気持ちになりました。
お墓の中にはまだ建立して新しいもの(平成)もあり、お墓参りをしていなさそうでした。
墓所から下の曲輪を望む。
降りたところの平削地
そこから上に上がって本丸に到着。
本丸付近は恐らく畑化していると思われる。
本丸からみた風景。
墓所からみた風景。
城の歴史
能美城の支城として築城。
『芸藩通志』に以下の記載あり。
麓城
同村にあり、これまた清景が所築、調べるに能美城は牙城にて、その要害のために、この堡を構しなるべし。
とあり、能美清景(初代能美氏)が築城したことになる。
城主家系図
戦後まもなくまで、畑化しており壊変されていると思われる。
殆どが畑になっておりその途中で壊変されている可能性が高い。
現在の状態。
畑もやっておらず緑地化が進む。
戦国時代は麓城の麓まで海が広がっていたと思われる。
能美水軍の将として活躍したのも理解できる。
所感
●能美城の支城と思われる。
●当時はこの麓は海であったため水軍として活躍したのも分かる。
●現在は墓所になっている。
●本城はこちら
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参考文献
『芸藩通志』
公開日2021/01/10