はじめに
先祖探しを数年間やっていくと段々煮詰まってきます。
基本的には先祖探しの順序として以下になります。
①戸籍の入手。
②位牌、過去帳、お墓の調査。
③親戚、遠戚へのインタビュー。
④一旦判明したことをまとめる。
⑤可能であればお寺へのアプローチ。
⑥広義の調査として市町村史や郷土史の研究。
⑦由来書の作成でおかしいところがないか確認。
①~⑦については人によってまちまちです。
①の戸籍の入手だけ実施して満足になる場合。
②位牌、過去帳、お墓までしっかり確認して、尚且つ遠戚の家にいき事実を積み上げる。
③更にはお寺に伺い過去帳を確認する。
ここら辺に関しては以下のサイトが詳しいです。
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どこで止めても構いません。
しかし、自分一人で行うと、どうしてもハードルが下がってしまいます。
人は自分の為の約束には甘くなり、人との約束には責任を持って行動をする傾向があります。
上記の中で、行き詰まることも出てきます、冷めたりすることもあるでしょう。
そんな時には仲間がいれば協力体制になり進展します。
これは仲間と一緒にすればいろんな知識があり進展するということもあります。
他の方の先祖探しは俯瞰的に見れる
別の見方をすれば、人の先祖探しについては自分の事ではないのでリラックスして俯瞰的に物事を見ることができます。
そうすると、別の視点があることに気づき結果自分の先祖探しでも応用が可能になります。
先祖探しをしている時に、自分の調査で煮詰まったら他の方の調査を手伝ってみましょう
幸いツイッターがありますので、その投稿を確認して自分なりの調査方法や視点などをコメントしてみると良いです。その時、ふと自分の先祖調べで、別のアプローチを発見することがあります
あとはモチベが上がります— 先祖探し 悠久の時を越えて (@gosenzo2) October 24, 2020
人間とは不思議なもので、自分のことになると臆病になり中々調査が進まないことも、人のことになると何故か色んなことが思いつきます。
そしてアドバイスをすることも可能になります。
例えば、戸籍1つにしても自分の目ではもうこれ以上は遡れないと思い込んでいるものでも、実は漏れが多くあり、まだまだ取得可能なものがあった。
※明治22年に隠居した戸主の場合はギリギリ前戸主だった父がまだ戸主のものが存在している。
※曽祖母が実は再婚で嫁いできてり初婚相手の戸籍の中に妻として入っているものを見逃していた。
このような例は枚挙に暇がないです。
しかし、自分ではなかなかその戸籍の漏れを見つけることが出来ません、思い込みもありますし、戸籍を入手した安堵感などもあります。
位牌や過去帳、お墓にしても同様です、遠戚のお宅に伺うのは実施したとしても、本人は行く事が目標になります。
しかし、仲間である第三者は自分が行かないので結構冷静に物事を見ることが出来ます。
位牌は仏壇の奥に繰り出し位牌がもうひとつないか?
スマホで撮っているか、また手ぶれがあるかもしれないので、同じものでも数枚撮っているか?
お墓もそうです、1つの場所しか調べていないか?2ヶ所存在していないか?
手紙はどうでしょうか?
相手の心証がよく伝わる手紙になっているか?自分の言い分だけを通すような文言になっていないか?
信頼感が増すような手紙になっているか?不審がられないか?
などです。
当人は始めてのケースが多いので本当に余裕がありません、しかし、周りの仲間が一歩引いてなにか問題が無いかを確認することで成功の確率があがります。
結果先祖が古くまで判明したり、遠戚と繋がるということも結果的に発生します。
これらをしっかりと自分のノートにメモしておきましょう。
実はこれがノウハウになります、自分の先祖調査で役にたちますし、他人の調査の時にはクリアーに何をすれば分かっていても、いざ自分の先祖になったらいきなり何をしたらいいのか頭が真っ白になるのを防ぎます。
メモしたものをやることリストにして自分の先祖探しに当てはめれば案外まだまだやることが多いと感じます。
私も最近皆さんのツイッター投稿で戸籍入手というツイートから感化されて再度確認したら、曽祖母の戸籍の漏れが判明しました。
特に対人関係のことに関しては第三者目線で物事が判断つきますので、それらを仲間にアドバイスしていけば大きく進展することもあるでしょう。
特に人が関係するものには避ける傾向がありますが、周りの自分の先祖では無い方が背中を押してあげることで大きな一歩になり結果成果もでるということを私も何回も経験しました。
そして、そのノウハウを自分用にアレンジして使用することも可能です。
あの時のやり方は自分の先祖探しの時にも利用できるなとか、この場合は進展することが難しいなとか経験値も貯まります。
では仲間を探すのにはどうすればいいか?
一番いいのは隣にいる同級生、同僚など一緒に先祖探しをするということになりますが、先ずそんな事はないと思います。
リアルの世界で一緒に出来れば最高に幸せですが、周りに先祖探しに興味のある人間を見たことがありません。
そこで諦めか、更に発展させていくかは1人1人の意識にかかってきます。
仲間はSNS上に多く存在しています、私もツイッターを1年半前に始めました。
現代はツイッターやフェイスブックで繋がっていくことは可能です。
本来であればフェイスブックで、実名同士で仲間になればいいのですが、プロフィールに先祖探ししていますということを書いている方は殆どいません。
ツイッターでは書かれている方もいますし、ハッシュタグで#家系図 #先祖調査 #ルーツ #位牌 #過去帳など先祖探しをしていそうなキーワードでピックアップしていき仲間になることは可能です。
繋がることは簡単です、フォローすればいいだけです。
その次に仲間になるプロセスとして
①相手のツイートやコメントに自分もコメントを入れてみる。
※その時は共感したようなコメントのほうがいいです。
②何回かやっていくうちに、複数名の繋がりがでてくると思います、そうなると先方の困ったことに関して自分なりの解決方法を提案してみる。
③仮に駄目だった場合でも次策を検討してみたり、逆にこの場合は成功しないと判断がつき経験値が上がります。
このような事を活発にしていくうちに、ふと自分の先祖探しでも応用できるものがあるのではないか?と思い始めます。
結果的に同じ趣味として仲間を助けることも出来ますし、そのノウハウを今度は自分の先祖探しに応用できることも可能になります。
逆に自分が本当に困っている時には先祖に関わる情報を可能な限りで開示していけば、どこで困っているのか?解決するにはどう問題解決すればいいかを仲間が判別してもらえて結果的に調査が進むかもしれません。
仲間のためにしている先祖探しが巡り巡って結果的には自分の先祖調査の進展に繋がったということも多くの仲間と絡んでいくことで発生します。
私もそのような経験をして沢山のアドバイスのなかで進展してきました。
その為には「まずは与えん」の精神が重要になってきます。
結局困っている人を助けているようで、自分が助けてもらっていることが往々にあります。
先祖探しをしている方です!!皆さん優しい方が多いですから困っている方がいれば、アドバイスをしていき多くの繋がりも出てきて最終的には自分の先祖探しも進展するという結果になればいいですね。
【まとめ】
●先祖探しではひと通りにやって見る。
●中には壁にあたり、熱したり冷めたりもするがその場合は焦らずにそのままにしておく。
●ツイッターなどでハッシュタグ#家系図#先祖調査#ルーツなどで検索すると同好の士を探し出せることが可能。
●フォローし合い情報発信し共感やアドバイスをするなかで、自分の先祖探しでも為になることが判明する。
●結果人の為に行っていた行為で自分の先祖探しにも役立つことがある。
公開日2020/12/06
更新日2021/09/13