はじめに
昔の写真をカラー化出来れば親近感が持てます。
特に戦前の日常の写真がカラー化すると親近感が持てます。
祖父や曽祖父母の若い時などがまるで昨日の出来事のように感じます。
現在ではAI技術の発達で白黒写真がカラー化できる技術も発達しています。
ここではカラー化出来る3選とおまけの1選を紹介します。
【カラー化その1】
筑波大学の飯塚里志助教が開発したAIを使ったカラー化
ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け
サイトにいきます。
ここのファイルを選択というところでカラー化したい写真を添付して色付けを行います。
ここではこの写真を使用します。
昭和15年の写真になります。
いかにも戦前というような写真です。
これをカラー化すると。
こうなります、白黒よりも雰囲気は出ましたが、全体的に黄色みがかっている印象をうけます。
また、ダウンロードした画像が小さくなります。
今後の技術の向上で更なる自然な感じが出てくると思います。
【カラー化その2】
最近また新しいサイトがありましたので紹介します。
というものです。
いたって簡単です、ファイルを選択してからAIにより自動的にカラー化します。
精度も高いようです。
AIではこれが一番お勧めではないでしょうか。
他のも試してみました。
こちらは大正末期から昭和初期の写真です。
【各カラー化の特徴】
1筑波大学の飯塚里志助教が開発したAIプロジェクト
室内よりも自然環境の方が色合いが得意な傾向。
画面をダウンロードした時の大きさも小さくなるので拡大するとぼやける。
2白黒の画像をカラー化する
AI技術の最高峰で一番いいものと感じます。
無料ですし、各自のお好みで選択して使用すればいいと思います。
【おまけ】
もうひとつ写真でいいものがあります。
カラー化ではありませんが、高画質化するAI写真アプリでぼやけた画像をくっきりします。
その名はReminiです。
こちらは携帯のアプリになります。
※基本的に無料ですが、1日に使用できる回数は決まっており、それ以上の場合は有料になります。
こちらを使用して、古い写真でぼやけているものもくっきりすることが可能です。
このようにAIの技術を駆使してはっきりとした画像にします。
ここまでくっきりとした画像であれば、印象もまた変わるでしょう。
高祖父母などは、ぼやけた画像でも眼光鋭い感じでしたが、くっきりした画像では更に信念をもった人物に写ります。
江戸時代に生まれた人物の凄みを感じます。
そして、このくっきりした画像をカラー化すとこのような感じになります。
元を確認してみましょう。
クオリティーが違います。
無料でこのような技術を使用できる現代はとても便利な世の中です。
先祖探しで古い先祖を遡ることも1つの方法ですが、写真などの資料が残っている先祖について深掘りしていくことも重要です。
このような写真が残っている先祖で尚且つエピソードが添えられていれば、後世の子孫にとっては貴重な資料になります。
因みに
高祖父に関しては
●宮大工の棟梁で菩提寺の修繕にも携わった。
●弟子も多く抱えていた。
●地元で調整役を多くしていた。
高祖母に関しては
●性格は厳しく、孫の躾もしっかりとしていた。
と伝わっています。
このように情報を知って更に写真をみるとまた別の見方もできるのではないでしょうか?
Digital Mix Company.の世界
また自動化ではありませんが
というサイトでは確認すると、白黒写真を手作業でカラー化していました。
どうしても白黒写真を綺麗にカラー化してほしいのであれば相談してみてもいいかもしれません。
私も実際にやって頂きました。
全く違うクオリティーになります。
白黒写真をカラー化して当時の印象を鮮明にイメージしたい、というのが目的であれば、依頼してみるのも選択肢の1つです。
【まとめ】
●白黒写真をAIでカラー化できるサイトやアプリがある。
●また、ぼやけた写真をクリアーにできるアプリもある。
●この2つを利用すれば、ぼやけた白黒写真がクリアーな、カラー写真になる。
●しっかりした画像+エピソードを記載したものができれば後世の貴重な資料になり得る。
公開日2020/08/30
更新日2025/04/15