由来書は何のために書くか?
由来書は何のために書くか?
●自分が生きてきた証拠の為
●子孫に当家の歴史をつなげていく為
●歴史好きで家の歴史を文章にしてみたい為
●若い方は古老の伝承を記録に残す為
●年配の方は、先祖の伝承を備忘録として残す為理由は様々ですが、実際に書くと達成感があります
是非やってみよう!!
— 先祖探し 悠久の時を越えて (@gosenzo2) June 20, 2020
様々な理由があると思いますが、私は以下の様なことがあるのでは?と思います。
●自分が生きてきた証拠の為
●子孫に当家の歴史をつなげていく為
●歴史好きで家の歴史を文章にしてみたい為
●若い方は古老の伝承を記録に残す為
●年配の方は、先祖の伝承を備忘録として残す為
【自分が生きてきた証拠の為】
人間は自分に一番興味があります。
その自分というアイデンティティーの確立をするために先祖探しをする行動を起こしているのかもしれません。
●先祖がどこから来たのだろう?
●江戸時代の衛病や飢饉のなかどのように子孫を繋いでいったのだろうか?
●明治時代という変化が大きな時代にどう対応していったのか?
逆に今自分が生きている時代も激動の時代です平成、令和も後世には凄い時代だったと言われるかもしれません。
そのような時代に自分が生きていた証拠やそれに至るまでの先祖の生き様を由来書に記載することで、子孫のためになるのではないかと思っています。
自分が亡くなってから由来書が出てくるってこともあります、仏壇の中から出て来てビックリなど。
【子孫に当家の歴史をつなげていく為】
子どもや孫がいる場合は自家の歴史をどうにか、子孫に伝達していきたいと思う家庭もいます。
そんなの興味が全く無いという家もありますが、もしも、記録しているものがあれば永久保存して子々孫々に繋いでいきたいと思う方の方が多いのではないでしょうか?
自分が最初に家の歴史や先祖に興味と持ったのは何故でしょうか?
●肉親が亡くなり、記録が無い事が分かり先祖探しを始めた。
●子どもや孫が生まれて、自分や自分の家というものに感心が出て来たが、全く不明なため自分で探し始めた。
●嫁いできて、夫の家に入ったら、何故か自分の実家に興味を持ち始めた。
●自分には子どもがいないが、甥や姪に何か伝えていくことが出来るものが無いかと思い調べだした。
など色々あると思います。
動機は皆様々ですが、子孫に自分を含めて、生きた記録を伝えていきたいという思いがあれば、由来書を作成する動機になります。
【歴史好きで家の歴史を文章にしてみたい為】
みなさんは歴史好きではありませんか?
私は歴史好きです!!
小学生の時に母親から日本の歴史を買って貰い、何回も読んだ記憶があります。
この本が私の人生を変えた本になります。
小学生の3~4年生まで成績も良くなく、誇れるものも特になく、自信もありませんでした。
しかし、この日本の歴史を買ってもらい、歴史というものがとても面白く興味を持ち始めました。
そうすると、社会の授業がめっちゃ楽しくなり、成績も向上。
結果通信簿でも褒められました。
歴史に関しては好きで努力もして誰にも負けないという自負を持ちました。
結果、中学、高校も歴史の成績だけは良かったです(他はあんまりでしたが)
その土壌があったため、社会人になっても歴史好きは変わらず、今度は自分で歴史的なものを書いて残しておきたいという考えに至りました。
それがたまたま家の歴史書(由来書)だったのだと思います。
なにか1つでも得意なもの自信があるものがあれば、人間って土壇場で踏ん張れるものです。
また、苦しい時でもその部分に逃避することも可能です。
私も何回も救われました。
子どもや孫に何か得意なものを作ってあげたいと思うのであれば、歴史に詳しくなるというのも選択肢の1つです。
歴史好きで家の歴史について詳しく調べたい、調べたものをしっかりと記載して残していきたいという方にはぴったりだと思います。
歴史好きの方は是非ともチャレンジしてみましょう!!!
【若い方は古老の伝承を記録に残す為】
10~30代の方でしたら、まだ自分の祖父母が生きている方が多いと思います。
今がチャンスです!!
しっかりと話しを聞きその伝承を体系的に由来書として作成していけば、大変貴重な資料となります。
聞く内容は多岐に渡ります。
●身近な方(祖父母、曽祖父母)に関しては、その性格や人となりに主眼をおいた調査。
●明治時代や江戸時代の先祖についての調査に関しては人となりは分かりませんので、先祖に関わる情報(村の情報、村の歴史)も調査対象になります。
※周りの情報からの推測
生存者が多いため、多くの情報を得られますが、1つ1つ丁寧に記録として残していきます。
文章化出来なくても、Q&A方式で質問と回答を列記してもいいかも知れません。
【年配の方は、先祖の伝承を備忘録として残す為】
逆に年配の方は、後世の子孫のために、以下に先祖の伝承を残していくかを念頭に置き行動していきます。
自分の両親や祖父母に関しては自分が直接関わっていますので、エピソード、由来、様々な出来事など多くの事が書けると思います。
沢山の事を書きましょう。
自分にとっては些細なことでも、子どもや孫には貴重な生きた資料になります。
孫からすれば、自分の祖父は高祖父になります。
高祖父の事を詳細に記録した資料が残っていれば、それは家宝になります。
そして、自分の家だけでなく、直系尊属全ての家を調査して家毎の由来書を作成していけば、子孫からすれば大変貴重な資料になります。
自分が責任をもって後世に伝えていくという気持ちで由来書を作成していけば、きっと立派なものが出来ると思います。
【まとめ】
●自分が生きてきた証拠の為に分かる限り調査して作成。
●子孫に当家の歴史をつなげていく為に作成。
●歴史好きで家の歴史を文章にしてみたいという趣味の派生から作成。
●若い方は古老の伝承を記録に残す為に色々調査して作成。
●年配の方は、先祖の伝承を備忘録として残し、責任を持って後世に伝える為に作成。
公開日2020/06/28
更新日2021/09/05