参考図書:姓氏家系大辞典

出版社:角川書店

著者:太田亮

説明

太田亮(おおたあきら)の大傑作である、姓氏家系大辞典です。

特徴

私の持っている物は1963年発行のものです。

●第一巻:神代御系図、皇室御系図、ア-カ
●第二巻:キ-ト
●第三巻:ナ-ワ

となっています。

五十音順に名字の説明があります、流石大辞典、今まで聞いた事も見たことも無いような名字についての記載もあります。

①文語体になっている

文章を読むのが少し困難な印象をうけます、若い方の場合は意味が分からないところもあるかもしれません。

小笠原氏を参照

「オガサワラ」ではなく「ガサワラ」

廣汎 卽ち 稱する 今の若い方は読めないと思います。

口語体ではなく、文語体の為、理解しにくいところもあるかもしれません。

 

②一部家系図があり便利

宇野氏を参照

一部ではありますが、家系図があり分かりやすくなっています。

③家紋もあったりする

大内氏を参照

有名な家系では家紋も表記されています。

 

昔の辞典ですので、現代の感覚からすると日常生活は使用しないような文章や言葉遣いがあり、難解な部分もありますが、日本の姓氏の大部分を網羅していますので一読の価値があります。

 

一部誤謬もありますが、それはそれで確認をしていけばおかしいと分かると思います。

 

④メジャーな家系だったら、何系統も記載されている。

一般的な名字でしたら、旧国名で何系統も記載されています。

これが重要になってくると思います、

例えば山内では42系統あります、詳細に記載しており、自分の県(旧国名)で同じ名字がある場合は、この系統の可能性が高いのではと推測ができます。

記載には古文書からの引用や●●郡●●村などの記載もありますので、古文書の刊行本がないか確認してみたり、●●郡●●村の現在の市町村史を確認したりすると、詳細な記載を発見できたりすることがあります。

 

どちらかというと、この赤字の情報を得るための辞典の意味合いもあります。

 

なので、特別購入する必要はなく、自分の調べたい名字の該当部分を県立図書館にてコピーすれば問題ありません。

ただし、県立図書館まで遠いや、コレクションとして持っておきたいという方は購入してもいいかもしれません。

これだけの大辞典ですので、古本屋でも購入できますがそこそこの値段がします。

姓氏家系大辞典