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現在の日本人の名字の約80%が地名からの由来となっています。

ということは、名字の由来となった地名がある可能性が高いです。

ただし、メジャーな名字(田中や中村や山根など)はその地名も日本全国に沢山あるので、「この場所が名字の由来の地」と特定することは難しいかもしれません。

逆に有名な豪族がその地域に土着して元々の地名がその豪族の名字になったという例もあると思います。

 

現代でも特殊な例ですがあります。

例)

愛知県豊田市

挙母市→豊田市(1959年に改名)

由来:豊田自動車の豊田から

 

神奈川県川崎市鈴木町

川崎市雑色・大師河原・新宿・久根崎・八幡塚の一部から1937年に鈴木町が新設。

由来:味の素創業者の鈴木三郎助から

 

北海道伊達市

由来:明治初期に仙台から亘理伊達氏の関係者が集団移住したため伊達の地名がつく。

 

私の地域でも中世には全くその地名が無いのに、戦国時代にその地域を治めていた豪族の名字がいつの間にか地名になったのではないか?と思われるところがあります。

 

日本全国ではそのような事例は沢山あるのではないでしょうか?

 

地名A→名字A これが一般的

 

地名A→名字A  名字A氏が違うところに移動  

その場所がAという地名になる→その土地からA氏いなくなる→全く違う家の人間がA氏を称する。

 

こうなってくると、最初のA氏と全く違う家のA氏は赤の他人になってしまいます。

特殊な例かもしれませんが、そのようなケースもあると思い調査をするかしないかで結果が違ってくることもあるので注意しましょう。

 



また、漢字表記が変ることもあります。

窪田→久保田

森田→盛田、守田

首藤→須藤、周藤

 

読み方が変ることだってあります。

吉川(きっかわ)(よしかわ)

馬屋原(うまやはら)(まえばら)

 

苗字の読みから考察する

県が苗字になることもあります。

愛媛、沖縄など一部の県以外は苗字になっています。

 

旧国名が苗字の場合もあります。

越中、美作、薩摩などもいます。

これら苗字の人間も最初は元の国にいたのかもしれませんし、先祖がその地域の出身だったのかもしれません。

 

まとめ

●基本的には名字の80%は地名からきている。

●稀に、名字が地名になる場合がある。

●名字が地名になったのを別の人間がその地名を名字にする場合もある。

●名字の調査と同時に地名の由来なども調査すると興味深い。