参考図書:ファミリーヒストリー



著者:宮徹

主な内容

 

第1章 家族史って何だろう?

-ゴールをイメージする

●先祖との関係をつかむ家系図は必須

●いい家伝記があってこそ感動が生まれる

第2章 まずは戸籍を取る

-先祖調べの最初の一歩

●戸籍で故人の人生をつかむ

●プロの手を借りるか

第3章 墓石で戸籍を補完する

-戒名や墓碑銘も重要な手がかり

●古いお墓が残っていれば、いっきに江戸時代へ

●コラム・有名人の墓碑銘に見る「生き方」「死に方」

第4章 それでも!江戸時代へ踏み込む

-歴史探偵の腕のみせどころ

●ふるさとの図書館は情報の宝庫

●氏名から先祖をたどる

●戦国時代よりも前となるとかなり苦戦する

第5章 編集方針を立てる

-どのような家伝記にしたいのか考えてみる

●先祖の経験を今に生かすために

●百年後の子孫を思い、今やるべきことをやる

第6章 軍隊経験の調べ方

-貴重な体験を後世に残すために

●実は、詳細な記録が残っている

●何より貴重な体験者の証言

第7章 人物の調べ方

- 生き生きとして家伝記にするために

●みのり多い親族会

●遺されたものが伝えること

コラム・辞世の句に見る、織田信長の「夢」の続き

第8章 社会情勢の調べ方

-街は家族の生活の舞台、その移り変わりを知る

●普通の人々の目線で見直す、当時の街と暮らし

コラム・藩の統治スタイル次第で、街の、そして家族の暮らしが変わる

第9章 名字の由来の調べ方

-自分の名字の意味を知っていますか

●江戸時代の農家や商家にも名字があった

●改姓のウラには意味がある

第10章 全体の目次を考える

-段取りを最終確認してまとめる

●本来の子孫につなげる家伝記に

●それぞれのトピックをどう書くか

おわりに-今、調べておいて、本当に良かった



【所感】

テレビ番組でもファミリーヒストリーが有名ですが、この本も家の歴史、特に、家族史についての調べ方やまとめ方についての記述となっております。

著者の宮さんは行政書士ではなく、雑誌の記者をされていたようですので、今までの先祖を調べるテクニクだけではなく、ある程度近い先祖のことを詳細に記載する方法が述べられております。

特に家伝記をどのように作成していくかの視点では勉強になることが多く、見識の深さに感動しました。

軍隊経験の調べ方などは、我々世代の近い世代になりますので、今であれば、「軍歴証明書」や、当時の事が分っている人物、書物もあり詳細な調査も可能です。

10章は具体的な記載方法を述べられていますが、どのようにすれば後世の子孫にも分かり易い記載となるかの視点で書かれており、非常に勉強になります。

是非とも手元に置き参考にしながら、自家の家伝記作成に役立てたい一冊です。