参考図書:家系のしらべ方

著者:丸山浩一

20年以上前に学生の時にであった本です。

著者の丸山浩一氏は家系研究協議会を立ち上げた方のようです。

 



主な内容

第1章 今なぜ家系でしょうか

●家の根底は先祖崇拝

●家系研究が語りかけるもの

第2章 苗字から見た家系研究

●古代の氏姓を知ろう

●苗字の秘密と大移動

●落人伝承の家系を辿る

●苗字分布の調査実務

●家紋から先祖を探る

第3章 お寺参りと神詣でから

●寺院調査の対象と内容

●位牌・過去帳・戒名

●墓制と墓地調査の実際

●村の氏族神と庶民信仰

第4章 村と家による家系探求

●村の調査で分ること

●本家・分家を訪問して

●戸籍・除籍による調査

第5章 文献資料の内容と活用

●文献資料の内容一覧

●文献の所在と探し方


第6章 系図の見方とまとめ方

●系図考証の基礎知識

●系図製作の実務要領

第7章 系図調査旅立ちのために

付録 姓氏小辞典

 

【所感】

具体的には、丸山先生と4人の先祖調査の方の対話形式になっている部分もあります、様々なケースを混ぜていますので、自家と同様のケースがある場合はその部分を詳細に読みこんでいけば、ヒントになることも多いです。

一般的な姓氏についての説明から具体的な墓、位牌、過去帳についての説明も図を挿入されており、分かり易いです。

また、更に踏み込んで、村の調査や本家・分家調査などフィールドワークになる事例もしっかりと記載されています。

一方、文献調査のやり方も詳細に記載しており、先祖調査のセオリーである下から遡る方法と上から下っていく方法の両方のやり方をしっかりと網羅されています。

 

戸籍については4章に若干ありますが、記載がほぼ無い為、セオリーである戸籍からしらべるというやり方ではないようです。

※戸籍に記載している情報は既に入手しているところからのスタートのようです。

 

また、20年以上前の本ですので、お寺で過去帳確認すれば判明できるような記載ですが、現在の状況を鑑みたら簡単ではないと思います。

インターネットが普及する前ですので、ネットでの検索やサイト、SNS関連についての記載はありません。

 

具体的な事例が多く、ストーリーのようになっているので、頭に入りやすく、何十回も読みこみました。

350Pもある大作で、持っておいて損は無いバイブル的な1冊です。