はじめに
インターネットでも先祖探しが出来る世の中になりました!!
一般的な情報になりますが、中には詳しい情報が潜んでいます。
基本的には先祖探しはアウトドアに出て調査をしますが、インドアでもある程度の資料検索が出来ますので、夜や休みの日に調べるのも良いでしょう。
昨今のコロナ騒動で外出が出来ないこんな時こそ是非チャレンジを!!
まずはグーグルで「地名 ●●」と検索してみましょう
該当する地名が出て来ます、苗字の大半は地名由来ですので、一族の発祥の地がどこかが分るかもしれません。
調査する場合は同じ県でも複数の地域に同じ地名があったりしますので1つ発見しても、本当にこの地域だけなのか?他にも同じ地名がないか?という疑問が持ちましょう。
例えば十日市という地名があります。
ウッキペディアで検索すると以下の十日市が出て来ます。
- 十日市 (八戸市) – 青森県八戸市十日市
- 十日市場 (陸前高田市) – 岩手県陸前高田市竹駒町十日市場
- 十日市 (奥州市江刺伊手) – 岩手県奥州市江刺伊手字十日市
- 十日市 (奥州市水沢佐倉河) – 岩手県奥州市水沢佐倉河字十日市
- 十日市 (栗原市) – 宮城県栗原市一迫真坂字十日市
- 十日市 (白河市) – 福島県白河市大信隈戸字十日市
- 十日市場 (木更津市) – 千葉県木更津市十日市場
- 十日市場町 – 神奈川県横浜市緑区十日市場町
- 十日市 (妙高市) – 新潟県妙高市十日市
- 十日市 (刈羽村) – 新潟県刈羽郡刈羽村十日市
- 十日市 (高岡市) – 富山県高岡市十日市
- 十日市場 (都留市) – 山梨県都留市十日市場
- 十日市場 (南アルプス市) – 山梨県南アルプス市十日市場
- 十日市場 (池田町) – 長野県北安曇郡池田町大字会染十日市場
- 十日市町 (茨木市) – 大阪府茨木市十日市町
- 西吉野町十日市 – 奈良県五條市西吉野町十日市
- 十日市 (雲南市) – 島根県雲南市掛合町掛合十日市
- 十日市 (岡山市) – 岡山県岡山市北区十日市中町・十日市西町・十日市東町
- 十日市町 (広島市) – 広島県広島市中区十日市町(とうかいちまち) ⇒ 十日市町・土橋
- 十日市 (三次市) – 広島県三次市十日市町・十日市中・十日市西・十日市東・十日市南
例えば先祖は東北から来たという伝承があれば
- 十日市 (八戸市) – 青森県八戸市十日市
- 十日市場 (陸前高田市) – 岩手県陸前高田市竹駒町十日市場
- 十日市 (奥州市江刺伊手) – 岩手県奥州市江刺伊手字十日市
- 十日市 (奥州市水沢佐倉河) – 岩手県奥州市水沢佐倉河字十日市
- 十日市 (栗原市) – 宮城県栗原市一迫真坂字十日市
- 十日市 (白河市) – 福島県白河市大信隈戸字十日市
の十日市が該当します。
せめて県までは特定したいものです。
県を特定しても更に新潟県のような事例もあります。
こうなってくると、更に詳細な調査が必要になってきます。
しかし、自宅にいながらここまで判明出来るということは大変素晴らしい世の中になりました。
昔でしたら、大きな県立図書館に行き、1つ1つ確認しないといけないところを検索で出てくるという便利さ。
ここでの情報を鵜呑みにせずに、ある程度目星をつけてから、本格的に書物での調査に移ります。
これをするのと、しないとでは調査に大きな差が出ます。
このように、最近はインターネットという便利なツールがありますので自宅でどのようなところかを確認することが出来ます。
漢字が同じでも読み方が違う場合もあります
長い年月の間に読み方が変化していった可能性もありますので、「読み方が違うのでここでは無い」という安易な判断はしないようにしましょう。
先祖探しは1%でもある可能性を調査するコツコツとした作業です。
また、自分の苗字が検索しても出てこない場合は逆に漢字表記を変更したら出てくる場合もあるかもしれません。
先祖探しに関わるサイト
サイトの中には
先祖探しの実際のやり方を説明しているもの
姓氏に関わるサイト
データベース関係
等に分けています。
いろんなサイトを確認しながら知識を深めていくことは今後の調査に大いに役立つことです。
自分の先祖だけでなく、先祖の村や周辺の歴史などもインターネットで調べることも可能ですので、色々と調べてみましょう。
SNSについて
SNSで情報発信をしている方も増えてきていると思います。
特にツイッターはフェイスブックよりも情報発信をしている方が多いと感じます。
フォローしてどのように調査されているのかを確認するのも勉強になると思います。
インターネットでの古本など購入
欲しい書物などがあればアマゾンや楽天で購入する時代になりました、
特に地元の市町村史や地名辞典は一般的な書店では販売していませんのでネット販売が役立ちます。
【まとめ】
●インターネットの普及で自宅にいながらも情報収集が可能な世の中になった。
●自分の調査を公開しているサイトやデータベースなどのサイトなど勉強になる。
●SNSなども確認していくと他の方がどのような方法で調査しているのかが分かる。
●アマゾンや楽天などでも購入出来るため、欲しい市町村史や地名辞典があれば自宅にいながら購入できる。
公開日2019/6/10
更新日2021/07/10