Free-Photos / Pixabay




 

由来書って作成していますか?

先祖の調査をある程度していくと、情報も集まってきますので、由来書を作成してみませんか?

 

詳細な資料を作成して残せばそれは家宝となります。

 

雛形としては以下のようなものをアレンジしてみてはどうでしょうか?

 

例を作ってみました。

 

●森田家詳細説明

イメージ図

 

家名:自家もしくは先祖の家。

 

屋号:地域によっては門名とも言われています。

 

家紋:1つだけでないかもしれません、画像も必須です。

 

明治時代の本籍:明治19年戸籍の本籍地表記、家伝で昔はあそこに住んでいたという場所かもしれません。

 

緯度、経度:本籍地の経度や緯度も記しておきましょう。

 

菩提寺:菩提寺の名称 住所 電話番号 緯度、経度。

 

お寺も廃寺になる時代です、緯度経度を記すことで過去にあった場所を特定できます。

 

氏神:産土神です こちらも名称や場所の特定できるようにしておきましょう。

 

現在の当主名:自分であれば自分の名前、親が次男などで分家している場合はその当主。

 

現在の住所:本籍地及び住所の記載 またこちらも緯度経度は必須です。

 

墓の場所:住所は分らないかもしれませんので、緯度経度も必須。

 

家や墓、菩提寺、氏神などは、住所や緯度経度の記載が必須ですが、出来れば地図や航空写真などで大まかな場所の画像を挿入することで分かり易くなります。

 

先祖の略系図:明治19年戸籍以降自分までの略系図、概ね4~6代位の表記になります、どのような関係かが一目で分ります。

 

先祖の生没年及び戒名:和暦、西暦の表記で分かり易く、戒名も併記。

 

先祖の説明:エピソードなども入れ込めば親近感が湧きます。

 

人生時系列なども挿入することにより更に細かな人生が表記できます。

 

人生時系列

 

シートを分けて、詳細な家系図や位牌、お墓、過去帳のデータを纏めたもの、先祖の写真を添付してもいいかもしれません。

 

特別なフォーマットはありません、オリジナリティあふれる由来書を作成してみましょう。

 

備忘録も記載してもいいかもしれません、市町村史に記載している先祖があればそれも記入してみましょう。

 

古文書がある場合はその画像を差し込むことで資料としての存在感が高まります。

 

文章だけの由来書は避けましょう、家系図、画像、表を多く使用することで、一見して分かりやすいものにすることが肝要です。

 

また、自分は調査して分かっていることでも子孫には全く分らないということが内容に主語の記載や人物の説明も大切です。

 

※他人の中学生でも理解できるような文章や画像挿入にして表記することが結果的に子孫にも分かりやすいものになります。

 

このように、先祖のお墓を1つ1つ画像に載せるのも後世の子孫には分かりやすい。

 

また、自家のみでなく、自分の直系尊属を全てやってみると色々な発見もあります。

 

高祖父母16家全てで同じような由来書を作成すれば、子孫には相当な資料となります。

 

具体的な方法

エクセルなので、シートを増やしていくことも可能。

 

●上記の一般情報

 

●家系図

 

●戒名一覧表

 

●墓情報

 

●旧土地台帳

 

●先祖の写真があれば可能な限り載せていく。

 

このように自分でアレンジしていけば、無限にオリジナルな由来書が作成できます。

 

ただし、自家の場合は特に詳細なものになるので枚数も増加すると思います、エクセルではなくワードでも作成する方法もあります。

 

●他の家と同様にエクセルで由来書作成。

●別途、それらを1つの文章にまとめた由来書をワードで作成。

※PDFで保管

 

【まとめ】

●先祖の由来書の作成には詳細名情報を入れ込む。

 

●文章だけでは分らないので多くの画像も入れ込む。

 

●先祖のエピソードなどを入れ込むと子孫も親近感が増す。

 

●自分だけが分る文章になりがちなので、他人でも分る様な文章にする。

 

 公開日2019/6/5

最終更新日2021/07/10

 

ホームへ戻る

サイト一覧