はじめに
ある程度先祖探しが完了したら家系図を作成してみましょう。
家系図を作成するのにどのような方法をとっても構いません。
●手書きで記入する。
●エクセルで作成する。
●ワードで作成する。
など
私の場合エクセルを使用しています、理由は線を引くときに便利だからです。
また、新しく先祖が遡れた場合にも挿入していけば図も拡大していきますので楽です。
家系図の一般的なルールは子どもが実線 夫婦は二重線 養子関係は二重線 関係が不明確の場合は点線とします。
イメージ図
私の場合、父親は上に表記、母親は下に表記しております(婿養子でも)
養子の場合、実父母は記載しております。
母親の名前や養父の養子先に関してはその嫁いだ(養子に行った)先の苗字にしています。
※最終的にその名前で一生を終えるので
また、位牌やお墓から先祖の戒名は分かりますが、俗名が不明の場合もあります。
その場合は戒名を記載します。
このように戒名(法名)しか記載されていないものもある。
推測になるが家系図を作製。
イメージ図
1つの家系図に全ての関係する人物を記載すると煩雑になり分りにくいものになります。
その為、
1つは直系尊属のみの家系図、もう1つは個別の家毎に作成した家系図に分けております。
直系尊属のみの家系図の場合は養子無(血統で遡る家系図)と養子有(系統で遡る家系図)に分けており、こちらも煩雑にならないように注意しています。
個別の家毎に作成した家系図は逆に戸籍に記載されている人物を全て網羅して尚且つ自分自身の繋がりを、その家系図に記載することにより自分との関係がどうなっているのが分る様にしています。
上記の例は横ですが、縦の場合でも対応可能です。
イメージ図
巻物風にすると以下のような家系図も作成できます。
イメージ図
エクセルではこのように、巻物風にすることも可能です。
きちんと作成して、和紙に印刷出来れば、永久保存版になるかもしれません。
また、子どもや孫が出来れば紙面を気にせずに、追記することも可能です。
情報はあまり入れなくて生年、没年、享年、戒名くらいまでにしたほうが、煩雑さがなくなります。
このようにエクセルの場合は自分の思ったイメージの家系図を作成できるメリットがあります。
また追記する場合も編集が比較的にしやすいので後々の作業も楽になります。
家系図の作成として
①戸籍を全て入手した段階
②親類にお話を聞いた段階
③お墓、位牌、過去帳のデータを入手した段階
④その他の古文書や町史から得た情報で改訂する段階
など一回で終わることはありませんので、度々の改訂が必要になりますが、作成段階で疑問が発生したり、逆に疑問が解決したりするものです。
何度もやっていく内に自分なりの家系図が作成出来ると思います。
最終的には後世の子孫に残すものを作成しましょう。
【まとめ】
●先祖探しもある程度判明した段階で家系図を作成する。
●自分なりのルールで作成(ただし後世の子孫が分かるように)
●判明する度に修正するのでエクセルが望ましい。
●最終的には和紙での永久保存をするほうが良い。