MabelAmber / Pixabay




 

はじめに

先祖の写真があれば非常に重要なものになります!!

 

戸籍の文字情報よりもやはり、写真でみる先祖の方が親近感が湧きますし、興味も出てきます。

 

戦後の写真は多くありますが、戦前の写真は稀で貴重になりますので、自家や遠戚の家にある場合は必ずデータ化しましょう。

 

具体的にはデジカメやスマホで撮ることになると思いますが、何枚か撮ってベストなものを保管しておきましょう。

 

自宅の場合はスキャナーで保存してデータ化しておくのも1つの方法です。

 

遠戚の家には仏壇に遺影が飾られている場合もありますので確認して写真を撮らせていただきましょう。

 

中には写真ではなく、絵の場合もありますが、これは更に貴重なものになります。

 

写真で一番最初に確認するのは仏壇や神棚です!!

 

昭和初期だと思われる高祖父母の写真。

神棚に飾られていました。

昭和36年当時の写真にしっかりと写っていました。

 

この写真の原本を親戚の家から貸していただき、スキャンをしてデータ化しました。

 

また、自家に先祖の写真がなくても、遠戚の家にその兄弟姉妹の写真があれば何となく、このような雰囲気だったのかなというイメージがつきやすいですし、兄弟の特徴から写真の無い先祖(曾祖父や高祖父)の面影を推測することも可能です。

 

兄弟姉妹の写真 目と鼻に特徴がある、ひょっとしたら曽祖父母もこのような雰囲気の方であったのか?

 

遠戚の家に自分の直系の先祖がある可能性もあります。

 

特に自分の家では廃棄しないと思いますが、他家では古い写真を廃棄する可能性もあります。

 

また、現在古老が生きていれば、古い写真に写っている人物が誰なのかを判断つきますが、世代が1世代下ると、誰か分からなくなります。

 

それを防止する為にも、遠戚にある写真はすぐにでも確認して画像に収めることをお勧めします。

また、戦前の場合は出征時や葬儀時の集合写真などがあります。

 

これらは誰なのかを今生きている方に確認しておき写真などに記載(ペイント機能などを使って)したものも保管しておけば、この人物が誰なのかが判断つきます。

 

葬儀写真(例)

これが原本の写真

 

これに名前を入れておく。

 

このように、原本と写真に名前のある画像を用意しておき、尚且つ関係者の家系図を作成しておけば、かなり貴重な写真になること間違い有りません!!

 

別紙に関係者の名前を記載する方法でもいいですが、長い年月の間にはどうしてもその資料を紛失する場合があります。

 

写真に直接名前を記したものをもう1つ作成すれば、そのような心配が不要になります。

 

更に、その人物関係図をエクセルなどで家系図にしたら、分かりやすい資料として残せます。

 

これらの古い写真の人物が誰なのか?が分かるのは恐らく、80才以上の古老になります。

 

今がその限界に近づいていますので、急ぎましょう!!

 

古い写真

祖母が写っているとされる写真、昭和2~3年頃と推測される。

 

スキャンした写真を拡大し、その後ペイント機能でその部分をトリミング。

リアルな画像になります。

 

 

昭和15年頃の祖母の写真。

 

私の知っている祖母の雰囲気では全くありません。

祖母にも当然20代の頃があったんですね!!!

 

昭和2~3年の写真は祖母が亡くなった後に出てきた為,誰が祖母なのか不明。

 

昭和15年頃の写真は祖母が「自分はこれ」と教えて貰ったので本人と判明。

 

戦前の写真は貴重なものなので、デジタル化をして置くことをお勧めします。

 

戦後の写真でも後世の子孫が、どの人物か分らなくなったら行けませんので、自分が分るので、誰なのかを記載しておくことが重要になってきます。

 

また、白黒をカラーに出来るものあります。

 

 

 

若干ですがカラーになり印象が変わりました。

 

戦後の写真の場合は白黒でもカラー化してみるのも一興です。

 

後世は先祖探し資料として、戸籍、位牌、お墓、過去帳に続いて写真や動画なども入ってくるかもしれません。

 

その時に、誰が先祖なのかが分る様にしておくことも必要だと思います。

 

【まとめ】

●古い写真が自宅に無いか確認する、仏壇、神棚、古いアルバム。

 

●あればスキャンしてデータ化する。

 

●他家のものは、デジカメ等で画像に収める。

 

●古い写真が出て来た場合は、古老などに写っている人物が誰なのか?を確認する。

 

●他家の場合古い写真を廃棄される可能性もあるので、出来るだけ早く家に伺い写真を確認データ化する。

 

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