城データ
城名:三津城出城
別名:無し
標高:263m
比高:10m
築城年:戦国時代か
城主:乃美氏
場所:広島県東広島市志和町奥屋
北緯:東経:34.457244/132.629283
攻城記

全景図。

田園風景が広がる。

本丸までは道がある。

そうとはいかずに、藪化が酷い。



このような状態であんまり確認は出来ない。


比高10mというところか。

位置関係

open-hinataより【三津城出城】

1960年代航空写真

1960年代当時は畑だったかもしれない。
現在航空写真

余湖図【三津城出城】

当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
城の概要
西に向かって下る丘陵の先端を掘り切って築かれており保存状況は良好であるが,南側の堀切部分と北・東の一部は削平されている。
二段の郭によって構成されており,規模は約40×10〜1mである。
城主は乃美氏といわれている。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用
城の歴史
詳細不明、三津城出城とあるので、物見の役割をしていたか。
所感
●城というよりは、砦や見張り台のようなものだと思われる。
●城主は乃美氏であるが、誰の家臣だったか不明、地域的には天野氏、阿曽沼氏の支配地域の為、その家臣に乃美氏がいたか?
●比高もなくすぐに到達できるが、藪化が酷く、ほとんど確認出来ない。
関連URL
近隣の城。
参考URL
参考文献
『日本城郭大系』13
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』
『広島県の地名』
『広島県地名大辞典』
『広島の中世城館を歩く』
『萩藩諸家系譜』
『毛利八箇国御時代分限帳』
『萩藩閥閲録』
公開日2024/04/29
