城データ
城名:陣床山城
標高:388m
比高:180m
築城年:天文22年(1553)
城主:毛利元就
場所:広島県三次市三若町
北緯:東経:34.707570/132.879888
攻城記
左の山が陣床山城で右の山が旗返山城。
麓から直登して最初に取り付いた曲輪。
さらに登り本丸帯曲輪、窪みは井戸跡か。
本丸から北に広がる曲輪。
その先端付近、土塁っぽいものも確認できる。
本丸。
削平地もまあまあ広い。
城内の雰囲気。
本丸から北東の尾根を下っていくとこのような石造物がある。
周辺。
北東部の曲輪。
井戸跡か。
人工的なものか自然石か不明。
位置関係
open-hinataより【陣床山城】
余湖図【陣床山城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
『芸藩通志』陣床山城
城の概要
最高所の郭には背後に掘切、東側斜面には畝状竪掘群を置いている。
ここから北、北東方向に延びる尾根上に小郭を連ねている。
本城跡は、毛利氏が1553(天文22)年に旗返山城の江田氏を攻めた時に築いた城と伝えられる。
広島県中世城館遺跡総合調査報告書より引用
城の歴史
毛利元就が1553年(天文22年)に対旗返山城攻略の為に築城した陣城。
所感
●当時は何千人という規模の兵士がこの陣床山に陣取っていたと思われるがスペースがそこまであるかは不明。
●井戸の数が多い(4~5個)
●畝状竪堀の数は多い、城の加工もしっかりしている。
関連URL
この旗返山城を攻略するために築城した城。
参考文献
『芸藩通志』
『三次市史 第一巻』
『広島県の地名』
『日本城郭大系13』
公開日2021/04/29