家系図や由来書など先祖の事を記したものは、現在便利なものがあり、エクセルやワードで纏めている方が多いと思います。

特にエクセルは便利なもので、家系図なども簡単に作成でき重宝されます。

しかし、最大の弱点があります、それは、データの為、消える可能性があるということです、消えるとはデータが物理的に破損する場合と経年劣化で破損する場合があります。

パソコン内で保存するのが最大のリスクです、なにかの拍子にハードディスクが破損したら、復旧不可能になるということです、膨大なデータがあった場合はどうにもなりません、私の場合は全データで30ギガ弱ありますので、消えたら立ち直れないと思います。

そんな場合を考えてバックアップを必ずお勧めします、しかも1つではなく複数で保管しておきましょう、私の場合は、外つけのハードディスクとブルーレイディスクとUSBに保管しています。

本来であればクラウドも検討したいところです。

もう一つは、経年劣化及び記憶媒体の進化です。僅か20年前までエクセルを使用するとは思ってもいませんでした、その前はワープロを使用していましたがこの20年でエクセルになりました。40年前はワープロも頻繁には使用していなかったでしょう。

つまり、人間の一生のなかでもこれだけ変化が大きく記憶媒体も予測出来ないものが進歩するなかで、どの記憶媒体も僅かな年月で変更がきかないものになる可能性が極めて高いと思われます。

また、得てして、自分の子は先祖に興味がなかったりします(孫や曾孫が逆に興味をもったりします)そんな時に、紛失や誤って廃棄する可能性が極めて高いのではないでしょうか?

 

今我々が先祖の調査をして発見出来るのは、墓に刻んだ文字、墨で書いたものが長い年月風化せずに残っていた為です。

ということは、後世に残すにはやはり、「和紙に墨で書く」というのが一番後世に残り易いのではと考えます。

全てを墨では残せませんので、殆どは「中性紙にプリンターで印刷したもの」+「自家の家系図と由来書は和紙に墨で書いたもの」での保管がベストだと考えます、調べている最中の場合は和紙に墨は難しいのかもしれませんが、もうこれ以上は難しいかなと思ったところまで調査したら、検討の余地はあると考えます。

また、これらの資料は出来れば3つ以上は同じものを残したいものです。

子どもがいれば子どもの数だけ、また、1つは甥の家にも保管する。

そうする事で、出来るだけ後世に残る可能性が高まります。

一回パソコンが壊れてヒヤッとした事がありますので、最終的にはやはり「和紙に墨」がベストかなと思った次第です。