しかし、これは全てのお寺で可能ではありませんし、プライバシーの問題や個人情報の拡大解釈などでも閲覧は相当ハードルが高いものと思われます。

しかし、住職様に事情を説明して誠意を尽していけば、住職様自身がが該当部分を確認して頂けることは可能だと思います。

 

具体的なやり方として

①自家若しくは親戚の紹介で寺の過去帳を見せてもらいます。

※ここでのお寺とは日頃からお付き合いのある菩提寺のようなお寺で住職も私達のことを檀家として認識しているお寺です。

 

②自家は直接、親戚の場合は親戚からお寺(菩提寺)に新たに過去帳の閲覧を依頼して貰いましょう、若しくは許可を得てお寺には「親戚の●●様から許可を得て依頼させて頂いております」と説明しましょう。

 

③住職のお考えもあります、「檀家のプライバシーに関わる」と閲覧が難しい場合は、自家の先祖のみ書き出して頂くように依頼をしてみましょう。

 

当然閲覧、若しくは抜き出しをして頂く訳ですので「志」として謝礼(1~3万)が必要です。

 

お寺の過去帳を拝見させて頂くまでの流れ

1墓石調査をしてデータ整理・印刷→2過去帳調査

 

1寺の過去帳の前に、墓石の調査もして先祖のデータベース(俗名、戒名、没年、享年、屋号等)を用意します。

お寺の過去帳閲覧の前に墓の調査をしなくてはいけません。(調査前には墓の関係者に了承を得ましょう)

 

2寺の過去帳調査

お寺に行く時間は、昼過ぎがいいでしょう。(午前中や夕方は何かと忙しいものです)

 

過去帳を見せてもらって、書き写すとなると、結構時間がかかります。更に住職様と話をすると、2,3時間はすぐに経ちます。

 

1まず、志を包んでいきましょう。(1~3万円くらい)

2「忙しいので見せられない」「プライバシーの問題がある」と言われたら、

「過去帳から自家の先祖のみ抜き出して頂けないでしょうか?」

「過去帳を作成して頂けませんか?」

とお願いしましょう。

その際に謝礼(3~5万円)をお渡しましょう。謝礼を出せばこちらの誠意も伝わります。

依頼したあとは、ゆっくり待ちましょう。

 

過去帳は1日から31日だけで記載されています。月や、檀家名はばらばらです。

過去帳イメージ

このように日付の中から、私たちの先祖だけをピックアップするのですから、相当時間のかかる作業です。

 

その為、過去帳を依頼したら1年位は待つくらいの余裕が必要です。待つ間に手紙を書いて、近況報告をしましょう。

 

出来た過去帳が、余り記載のないものでも(明治以後の記載しかなく、全部知っていたとしても)不満に思ってはいけません。

江戸時代は電気が無かったため、蝋燭の失火で火事になることがよくありました。

※多くのお寺では江戸時代に1回は火災に遭っていると考えて下さい。

そうなると、過去帳も無くなっていますので、火災以降の過去帳しか残っていません。

 

過去帳は住職が貴重な時間を割いて作って下さったものです。

過去帳を受け取ったら必ず感謝の手紙を書きましょう。

※住職との縁を大事にしておけば、何か分からないことがあっても以降スムーズに聞けます

 

お寺の過去帳も日毎のものと、経年で記載されているものもあります、お寺で違うと思われます。

 

お寺への依頼は何回も出来ることではありませんので、こちら側の準備も大切になってきます。

 

閲覧出来た場合は私達が簡単に把握できるような表の作成、または住職様が抜き出しをする場合(過去帳を作成する場合)などは尚更、確認しやすいような表を作成して漏れがないようにしておきましょう。

 

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