図書館 教育委員会 郷土史家について

遠戚の調査、遠戚の菩提寺調査が終われば、一旦調査終了となります、ここから広義の先祖調査になってきます。

というより、これからがライフワーク本番になって来ると思います。

まずは、今まで調査したものを一旦整理してみましょう。

 

【●●家】家系図原本

●●家詳細説明【例】

 

これらに整理することで、どこまで判明したか、逆にどこからが不明なのかがはっきりしてきます。

戸籍から一族の家系図を作成してもいいかもしれません。

画像を整理して古い写真なども誰が写っているのか?どの時代のものなのかを検討することも重要です。

 

そして、それがある程度終わったら、次は資料調査や広範囲の調査に移っていきます!!

 

図書館での情報収集

例えば、家の伝承として、昔は殿様だったというものがありました。

市町村史で該当の村を調査したら、

①南北朝時代に●●国から下向して~~

②室町戦代には●●の家臣となり~~~

③戦国時代末期に近隣の▲▲の侵攻を受けて落城し帰農

④江戸時代には庄屋として活躍

 

などの記述があれば確かに小豪族であった可能性も否定は出来ません。

 

興味は戦国時代の城の調査や主君の調査、家臣団における地位などになります。

 

城に興味があるのであれば日本城郭大系がお勧め!!

第1巻:北海道、沖縄編

第2巻:青森、岩手、秋田編

第3巻:山形、宮城、福島編

第4巻:茨城、栃木、群馬編

第5巻:埼玉、東京編

第6巻:千葉、神奈川編

第7巻:新潟、富山、石川編

第8巻:長野、山梨編

第9巻:静岡、愛知、岐阜編

第10巻:奈良、三重、和歌山編

第11巻:京都、滋賀、福井編

第12巻:大阪、兵庫編

第13巻:広島、岡山編

第14巻:鳥取、島根、山口編

第15巻:香川、徳島、高知編

第16巻:愛媛、大分、宮崎編

第17巻:佐賀、長崎編

第18巻:福岡、熊本、鹿児島編

第19巻:城郭研究入門

第20巻:城郭研究便覧


江戸時代であれば村の石高、米以外の収入、風習なども分れば、当時の先祖がどのような土地で暮らしていたかも分ってきます。

江戸時代の石高から村の状態を知る

 

村の歴史を調べたいのであればこれ!!

参考図書:日本歴史地名大系

 

上記資料は県立図書館であれば常設されていると思います。

まずは、これらの資料をまずは確認しながら、村の歴史の確認や先祖が村でどのような生活をしていたか想像して見ましょう。

 

教育委員会での情報収集

次ぎに、図書館では得られない情報の取得を行います。

 

教育委員会も非常に先祖探しの情報収集では必要になってきます。

具体的には教育委員会や生涯学習課にメールをしてその村の資料が無いか、町史や村史で中世、近世のこの部分の情報を得たいと要望を出します。

親切な役場では、該当部分のコピーを自宅に送って頂けるところもあり、または、PDFにして該当部分をメールで送って頂けるところもあります。

 

理由は、先祖の情報はその自治体が管理していることが多いからです。

例えば、先祖の住んでいた地方のことを詳しく記載しているものは市町村史であり、その該当するコピーを送っていただけることがあり。

市町村史よりも更に小さい行政区内(例えば●●村史など)の資料を保管している場合もある。

 

更に、図書館では置いていない、その町で特別に発刊した限定数量の町史がある。

これが重要になってきます。

 

郷土史家へのアプローチ

更に、その地方の郷土史家の方を紹介していただけることもあります。

私の例では、町の教育委員会にメールでやりとりをして、実際にその町の小さな単位で発行した市町村史をコピーする為に伺ったことがあります。

コピーをしてお話をしたら、この市町村史を編集した郷土史家を紹介してあげます。と言われて実際にすぐにお会いしました。

話がトントン拍子に進み、私と同じ苗字の中世戦国地侍が子孫である家の家系図やお墓などを紹介して頂きました。

 

こんな感じです。

●先祖の調査をして15年以上経過、総本家の家を発見してからは進展せず。

●総本家の伝承では先祖は●●峠の向こうから来たらしい。

●図書館で町史を確認すると、ある郡に異常に同姓が多いことを発見。

●その役場になにか資料が無いかをメールする。

●とても親切な役場で、該当する部分の町史のコピーを送付、また郷土史家がいることを示唆。

●お礼を兼ねて、役場に行き感謝を伝える。

●そうすると、そこにその町でしか発刊していない町史があるので全コピーをする。

●更に郷土史の方に電話をして頂き、郷土史家の方に役場へ来て頂く。

●郷土史の方が私の同姓の方の古文書解読をしている関係でかなり詳しい資料があることを示唆。

●郷土史家が纏めた資料をコピー、尚且つ同姓の一族が祀られているお墓へ案内して頂く。

●更に、同姓の方で同郡に住んでいる方まで紹介。

というミラクルな事がありました。

 

同姓のお墓がある墓所

ちょっとした一歩ですが、この一歩が後に大きな発見に繋がる一歩となりました

 

先祖探しがライフワークなるのは、ただ、先祖の名前を遡るだけではなく、その後、先祖の生き方、当時の村の状況からみた一族の歴史など深く調査研究出来ることからだと思います、その為、終わりがなく調査をやり続けられるのだと思います。

 

【まとめ】

●位牌、お墓、過去帳などからの調査が終了したら、一旦判明していることを纏める。

●纏める中で判明したこと、不明なことを選別する。

●終わったら、広義の調査として、村の歴史などを進めていく。

●先祖が城主だったとの伝承があれば、『日本城郭大系』を確認すると興味深い記述があるかも知れない。

●その後は教育委員会(生涯学習課)や郷土史家へのアプローチを図る。

●そのように深耕して行く事で、新しい発見が出てくる。

 

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