城データ
城名:山王社裏山城
標高:25m
比高:22m
築城年:戦国時代か
城主:森下氏、正木氏、某朝日氏
場所:鳥取県鳥取市布勢
北緯東経:35.504243/134.175907
攻城記
遠景
いつ頃ここが城郭になったのかは不明であるが、山名氏が室町時代には日吉神社と勧請したようだ。
かなり古い時代の宝篋印塔のようで山名氏に関係あるかは不明。
看板に屋敷跡がある。
家老森下とある。
まずはこの場所へ直行。
確かに削平地になっている。
城に関係してそうな石物もあった。
次に家老朝日の場所に行く。
近くには布勢古墳もある。
こちらもきれいな削平地がある。
余湖図
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
赤枠が情域と推測される。
城の概要
湖山池を見下ろす丘陵頂部に郭と思われる平坦面が存在する。後世の掘削を受けているためその平面形は不明である。
また、東南方向にこの郭に出入りするためのものと思われる土橋が見られる。
位置関係
所感
●決まった城主がいた訳でなく城代がいたものと考えられる。
●森下屋敷とあるので山名家臣である森下氏は判明、朝日屋敷とあるがこちらは不明(中村氏や正木氏か)
●森下で有名なのは山名豊国を追放して吉川経家と鳥取城に籠城した森下道誉が有名。
関連URL
本城である布勢天神山城。
天神山城の北400mに位置している裏山城。
共に天神山城の支城と考えられる。
参考URL
参考文献
『鳥取県中世城館分布調査報告書第一集(因幡編)』
『因伯の戦国城郭 通史編』高橋正弘著
公開日2021/03/20