城データ
城名:丸山城
別名:無し
標高:44m
比高:40m
築城年:不明
城主:吉岡春斎入道(吉岡将監定勝の父)
場所:鳥取県鳥取市六反田
北緯:東経:35.490859/134.129635
攻城記
丸山城遠景、独立した丘陵になっている。
鎧岩神社の跡がある。
往時はここも曲輪であったと思われる。
多重な堀切が見ごたえあり。
本丸部分はシダも生えており見通しは悪い。
周辺部。
余湖図【丸山城】
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
城の概要
吉岡将監の父、吉岡春斎の築城とされている。標高約44mの小高い丘全体を城域とし、主郭の周りに多数の腰郭と竪堀によって区画している。
『鳥取県中世城館分布調査報告書第一集(因幡編)』より引用。
丸山城
六反田にある独立丘陵に丸山城はあった。
吉岡将監の父春斎入道の居城で、 吉岡氏代々の城といわれ、そののち、吉岡氏はこの丸山城より蓑上城に移り、防己尾城で没落した。
山頂の平地は方三〇・六mで、そのほかに一〇か所の平地があり、北西を大 手としている。
『日本城郭大系』14より引用。
所感
●吉岡氏は山名氏の家臣であり代々この地を治めていたものと考えられる。
●この丸山城が歴代の吉岡氏の居城だったと思われ、戦国時代の戦乱が厳しくなるにつれて堅牢な山城である蓑上城に移ったのではないか?
●城のつくりはしっかりしており、堀切も多用している。
関連URL
吉岡氏最後の城。
参考URL
参考文献
『日本城郭大系』14
『鳥取県の地名』
『鳥取県地名大辞典』
公開日2021/12/05