城データ
城名:岩吉城
標高:23m
比高:19m
築城年:戦国時代か
城主:山名氏関係 豊臣秀吉陣所:城番は南条勘兵衛元続
場所:鳥取県鳥取市岩吉
北緯東経:35.509435/134.192650
攻城記
吉山城全景。
比高も高くなく、規模も小さい。
すぐに山頂付近に到着する。
本丸部分。
戦国時代に何かに使用されたのだろうか?
本丸部分にある祠。
山城の本丸部分ってこのような祠や神社がある場合が多い。
本丸部分は比較的広い。
特別な遺構も少ない。
曲輪から降りた部分。
余湖図
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
城の概要
北尾山城の東約1.5kmに位置する丘陵頂部に郭と思われる平坦面が存在する。
また、この平坦面の北側部分には石垣とも思える石組みが見られる。
『鳥取県中世城館分布調査報告書第一集(因幡編)』より
位置関係
城の歴史
吉山城は岩吉集落にある小さな山にあり、天神山城の砦であった。
豊臣秀吉 の鳥取攻めの時には、伯蓄の羽衣石城主南条勘兵衛元続が陣を構え、伯者への往還の押さえとした。
なお、山頂に二か所の平地があり、北を大手としている。
『日本城郭大系14』より
所感
●城の規模も小さく、砦のようなものである。
●普通では歴史に名を残すような城ではないが、豊臣秀吉が鳥取城を攻めた時に南条元続が城番として在城。
●西の北尾山との連携も考えられる。
関連URL
西にある北尾山城。
本城である、布勢天神山城。
参考URL
参考文献
『鳥取県の地名』
『鳥取県史 第2巻 中世』
『日本城郭大系14』
『鳥取県中世城館分布調査報告書第一集(因幡編)』
公開日2021/03/28