城データ
城名:釣山城
標高:105m
比高:97m
築城年:戦国時代か
城主:山名氏
場所:鳥取県鳥取市菖蒲
北緯東経:35.483188/134.199935
攻城記
城の麓にはゴルフセンターがありそこから直登する。
直登は結構比高もあるため大変。
中腹から見る風景。
そのまま本丸まで一気にいく。
特別な加工も見当たらない。
削平地が若干ある程度。
別方向からみた曲輪。
周辺の画像。
藪化があるため、そこまで深くは入り込んでいない。
ゴルフセンター麓にある神社。
余湖図
当時のイメージ図(余湖図コレクションより引用)
位置関係
城の概要
鹿野往来を見下ろす丘陵上に数カ所の郭が存在する。また、丘陵頂部には主郭と思われる郭が見られる。
江戸時代の古地図にはこの丘陵直下に有富川の流路が確認できる。
『鳥取県中世城館分布調査報告書第一集(因幡編)』より引用。
釣山城は菖蒲集落にあったが、布施天神山城の出城で、徳尾の新山城、鳥取 の久松城(鳥取城)と同時代の築城といわれる。
山頂に九皿四方の平地があり、山腹にも四つの平地が造られており、北東を 大手としている。
『日本城郭大系14』より
所感
●北の新山城、徳吉城との防衛ラインを構築している。
●大きな加工もされておらず砦や物見といった性格の城だったのかもしれない。
●中腹からも麓の田園風景がしっかりと確認できる。
●歴史の中には出てこない城で詳細は不明。
関連URL
北の防衛ラインの1つ。
この城も同様の性格を有していると考えられる。
近隣の城。
参考URL
参考文献
『鳥取県の地名』
『鳥取県史 第2巻 中世』
『日本城郭大系14』
『鳥取県中世城館分布調査報告書第一集(因幡編)』
『因伯の戦国城郭 通史編』高橋正弘著
公開日2021/03/28