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先祖探し、まずは両親の事を聞いてみましょう。

Kathy2408 / Pixabay




はじめに

先祖探しにをすると、まずは両親から話を聞くと思います。

 

そこで、両親から話を聞くときは、色々根掘り葉掘り色んな事を聞いた方がいいです。

 

両親からすれば、当たり前のことでも、私達にとっては今まで聞いた事無い情報の可能性が高いからです。

 

例えば、両親のなれ初め、高校時代のこと、学校の成績、クラブ、など。

 

父親の場合は趣味、お酒を飲むか(好きなお酒は?)煙草は(煙草の銘柄)スポーツをするのか?(どんなスポーツか?)

 

母親の場合は最初にどこで働いたのか?その時の思い出なども将来には重要な事になってきます。

 

自分の両親のことをかなり詳細に記録しておけば、子どもからすれば祖父母のことになり、孫からすれば曾祖父母の事になります。

 

孫が年配の年頃になった時にはすでに100年以上前の記録になり、家の歴史としては稀少価値が高いものになるのではないでしょうか?

質問表

以下は先祖探しの大家である岸本さんからの引用です。

家族歴史では、インタビューが貴重な情報となりますが、家族や親戚にどんなことを質問すればいいのか分からないかも知れません。そんなときは次のような質問をしてみて下さい。

 

あなたの名前は誰が付けたものですか?

 

あなたの名前のいわれを知っていますか?

 

いつ、どこで生まれましたか?

 

あなたの家族はどうしてそこに住むようになったのですか?

 

親の仕事、祖父の仕事、先祖の仕事は何でしたか?

 

そこにはあなたの親戚も住んでいましたか?

 

家の間取りはどうなっていましたか? 書いて下さい。

 

家の周りには何がありましたか? 書いて下さい。

 

電気はありましたか? 電話はいつ引かれましたか?

 

家の中に、何か印象に残っているものはありましたか?

 

家でペットは飼っていましたか? ペットの名前は何といいましたか?

 

家族の性格を教えてください。

 

家族の身体的な特徴を教えてください。

 

家族は何かを信仰していましたか?

 

家に代々伝わる物はありましたか?

 

ご先祖の死因を知っていますか?

 

あなたの子供時代の最初の記憶は何ですか?

 

子供の頃、どのような遊びをしましたか?

 

あなたの好きなおもちゃは何ですか? どうしてそれが好きだったのですか?

 

子供の頃の楽しみは何でしたか?

 

子供の頃に辛かったことは何ですか?

 

あなたのヒーローは誰でしたか?

 

家の手伝いはしましたか? 一番嫌だった手伝いは何ですか?

 

夕食は家族全員で食べましたか?

 

誰が料理して、どんなものをよく食べましたか?

 

家族からレシピは教えられましたか?

 

好きだった食べ物は何ですか?

 

休日に家族で出かけることはありましたか? どこに出かけましたか?

 

家族で旅行をしたことはありますか? 一番思い出に残っている旅はどんな旅行ですか?

 

お小遣いはいくらもらっていましたか? そのお金は何に使っていましたか?

 

子供の頃のあめ玉(ほかのお菓子でもいいです)の値段を覚えていますか?

 

あなたの好きだった学科と嫌いだった学科は何でしたか?

 

あなたの好きな先生は誰でしたか? その理由は?

 

どこの学校(小学校・中学校・高校・大学など)に通いましたか?

 

学校時代の一番の思い出は何ですか?

 

あなたが参加していたクラブ活動はありますか?

 

学生時代のあなたの友人は誰でしたか?

 

あなたの子度の頃と今の世界とではどこが違いますか?

 

両親から学んだことでもっとも価値があったと思うことは何ですか?

 

ご先祖について教えられたことはありますか?

 

苗字のいわれについて聞いて言いますか?

 

あなたの家では子供の名前の付け方に特徴がありましたか(男の子は全員〇雄など)?

 

あなたのご先祖や親戚に有名人はいましたか?

 

自分で入場料を払って最初に観た映画を覚えていますか?

 

好きだった俳優は誰ですか?

 

あなたが最初に買った車は何ですか?

 

10~20代に好きだった曲や音楽は何でしたか?

 

あなたに一番影響を与えた友人は誰ですか?

 

あなたが一番印象に残っている事件は何ですか?

 

あなたが一番感動した、あなた自身が体験した出来事は何ですか?

 

あなたが一番感動した本は何ですか?

 

あなたにもっとも親切だった人は誰ですか?

 

あなたが最初にデートした相手は誰ですか?

 

配偶者(あるいは恋人)といつ、どのようにして出会いましたか?

 

配偶者(あるいは恋人)とデートした場所はどこですか?

 

プロポーズしたのはどちらで、場所はどこでしたか?

 

いつ、どこで結婚しましたか?

 

あなたの結婚式の思い出はありますか?

 

あなたの配偶者はどんな人ですか? 配偶者のどんなところを尊敬していますか?

 

結婚を成功させる秘訣は何だと思いますか?

 

子供の名前はどのように決めましたか?

 

家族(配偶者・子供)と一緒に楽しんだ思い出は何ですか?

 

親としてもっとも誇りに思った瞬間は何ですか?

 

あなたの職業は何で、なぜその仕事を選んだのですか?

 

ほかになりたかった職業はありますか?

 

新聞に載ったことはありますか?

 

あなたがもっとも誇りに思っていることは何ですか?

 

あなたのことで人々に覚えていてもらいたいことは何ですか?

 

インタビューには信頼が大切です。

回答される方が答えづらそうだったり、嫌がっているような質問は、しつこく訊ねないでください。

もしも許されるのならインタビューの様子を撮影したり、録音すると、かけがえのない記録になります。

 

この素晴らしい質問をご両親に確認することで、先祖探しが広がっています。

また、叔父や叔母、遠戚でも応用出来ます。

 

両親、祖父母質問関係

 



 

情報は貴重

特に、詳しい先祖の資料を作成するだけでも子孫からすれば生の情報になりますので、それだけでも重要な資料、財産になります。

 

私達からすれば曾祖父母のなれ初めや好きなお酒や煙草の銘柄、祖父母の人柄などが分る感覚です。

 

両親が健在の場合、まあいつか聞けば良いだろうという期待で先延ばしになり、結局は両親とも鬼籍にはいり、後悔する場合があります。

 

それを回避する場合は、日頃から実家に行きいろんな事を聞くことです。

 

特に、日本には盆正月という素晴らしい風習があり、この時に色々聞けは収穫大になります。

 

両親も自分のことをわざわざ言うことはありませんが、子どもから聞かれたら答えることも多いです、稀に自分の事を話さない親の場合は、もう一方の親に聞いてみましょう。

 

叔父や叔母に確認することにより、自分の両親の事がもっと詳細に分る場合もあります、得てして、自分の事はよく分からないものです、

 

父親なら母親に 母親なら父親に聞いてみたり、または叔父や叔母に聞いているのも大切な事だと思います。

 

一人の人物を多角的に見る事により人物像を浮かび上がらせる事も可能です。

 

人生時系列

それらを0才から現在まで時系列に並べていくと詳細な歴史が浮かび上がってきます。

 

人生時系列

 

これは、例として簡単に作成したものですが、これを父親、母親で作成すると、経年で分るのでどのような人生だったのか詳細に分ります、恐らく毎年何かしらの事が何個も重なっていることが確認出来ます。

 

慣れてくれば祖父母バージョンの作成も可能です。

 

このようなシートを作成することにより、両親のフォーマットを完成しながらノウハウを蓄積して、祖父母などにもチャレンジしてみてはどうでしょうか?

 

まとめ

● 先祖探しの最初は自分の両親から聞く事。

 

●些細なことを聞くことが重要、私達にとって両親や祖父母の事も孫や曾孫からすれば、曽祖父や高祖父のエピソードになる。

 

●盆正月や彼岸などは絶好のインタビューの時になり得る。

 

●人生時系列表を使用すれば、分かりやすい。

 

●これでノウハウを身につけて、叔父叔母への調査や遠戚の調査につなげていく。

 

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