jpeter2 / Pixabay




 

はじめに

自分の実家に先祖の話を聞きに行くときは、気兼ねをしなく何回も聞くことが出来ますが、親戚特に遠戚の家ならばそうそう何回も行くことができません。

 

その時には質問表に基づいて1つ1つ確認していくことをお勧めします。

 

このメリットは質問表を1つ1つ確認する事で漏れをなくすことです。

 

一番の失敗は重要な事を聞き忘れた!!! ということになります。

 

質問表

NO 質問内容 備考
1 位牌の有無 確認する必須品
2 過去帳の有無 確認する必須品
3 古い戸籍の有無 稀に族称のある戸籍がある場合も、壬申戸籍があればラッキー
4 遺影の有無 仏壇の上に掲示されているものは全て撮る 江戸時代の先祖もある
5 古い時代の香典帳や祝儀帳の有無 遠戚との関係が分る貴重な書類
6 古文書の有無 大量に出てくれば、全て撮る
7 古い写真の有無 戦前の写真は貴重、曾祖父母や高祖父母が出てくると大発見
8 古い家具や調度品はないか?そこの家のマークが無いか? 商家などに多い
9 墓地の位置 旧墓 旧旧墓の場所も 旧墓や旧旧墓は聞かれないと答えない場合もある
10 最初に住み着いた先祖はいつ頃からか? 200年前という表現や寛政年間という和暦の場合もある
11 その先祖の名前は? 初代の名前でなくとも中興の祖の名前とか出てくる
12 当主で何代目? 代数が分れば初代が逆算出来る
13 先祖のエピソード 重要なの必ず聞く、可能だけ多くの人物を聞く
14 村で一番古い家は?当家はどの位古い? 古い家と近い場合はその家も古い可能性が高くなる
15 家の伝承はないか? 些細なことでも確認していく
16 家紋は? 墓に彫ってあればそれで確認も可能
17 屋号は? 屋号の由来も聞く
18 分家の有無、または本家、総本家の有無 自家が本家の場合は総本家の有無 分家の場合は本家の有無
19 本家があればいつ頃分家したのか? 自家が分家の場合はいつ分家したのか?
20 分家があればいつ頃分家したのか? 自家の分家があれば誰がいつ分家したのか?
21 本家、分家の家系図 本家、分家の関係図を家系図にしてみる
22 本家、分家の家紋 本家と分家で家紋が変っている場合もある
23 本家、分家の屋号 屋号の由来を確認
24 現在の本家、分家とどの程度のつき合いがあるのか? 深いつき合いを今でもしているのか?分家して長い年月でしていないか?
25 菩提寺はどこか?本家、分家とも同じか? 本家分家で菩提寺が同じか?
26 氏神はどこか? 氏神の祭なども確認する
27 先祖祭はあるか?あるならどこで行っているか? 大きな一族になると、先祖を祀る祭を年に1回している場合もある

 

エクセルにもしていますので携帯して表に基づいて質問するのもよいでしょう。

 

質問はこれだけではありませんので、自家で必要な質問は追記して下さい。

 

親戚調査質問表

1~9は特に重要になりますので、1つ1つその有無を確認しましょう。

 

10~15は先祖の情報、家の情報を生で確認出来ますので、根掘り葉掘り聞きましょう。

 

16~27に関しては、適宜確認していけばいい項目です。

 

ナンバーを振っていますので、例えばノートに番号を振って

 

12 16代目

13 散らかす先祖がいて「やりばの宗助」と言われていた

16 木瓜 と言うように

 

していけばスムーズです。

 

親戚、遠戚の家にお邪魔して、重要な書類を確認させて頂いていますので、後日礼状を書き、自分が調べたもの表にして送れば先方も喜ばれると思います。

 

特に、先祖の年代別の表や家系図、由来を纏めたものなどは形にすると分かり易くなりますので、驚かれます。

 

まとめ

①親戚、遠戚の家に行く事は早々ないので、質問を纏めておく。

 

②質問事項に沿って確認していく。

 

③ノートの記載ナンバーを振って記載していくと早い。

 

④帰ったら纏めて、即礼状と調査した一表を送付する

 

公開日2019/06/20

更新日2021/07/23

ホームへ戻る

サイト一覧