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はじめに

先祖探しでは自分の苗字の家だけでなく、自分に繋がる直系尊属全ての家を探してみませんか?

 

DNAの場合ミトコンドリアDNAを遡る方法もあります、そうなると母の母の母の母というように女系で遡っていくことになりますが、実際には自分の母の母の母の名前とかを知っている方は少ないと思います。

 

しかし、その方のDNAが確実に自分のDNAに備わっていると思うと興味が湧いてきませんか?

 

遺伝子検査で遠い先祖を探す

 

また、自家の資料が戦争などで役場が空襲に遭い、明治の戸籍すら殆ど無いという場合もあります、そうなってくると、自家の系統を遡ることはかなり難易度が増しますし、なかなか進展しない場合もあります、そんな時には母方を遡るという方法もあります。

 

興味深い先祖

特に興味深いのが、母の母の母と遡る方法です。

5~6代前が限界かもしれませんが、今まで全く分からなかった先祖の名前が分かった時には少し感動します。

 

自家の調査も素晴らしいですが、複数の直系尊属の他家を調査する過程で経験値を獲得していき、知見が増えていくと、結果的に自家の調査の時に役立つことも多いです。

 

※例えば宗派が家で違う場合も多いですので、宗派ごとの調査方法などの知識が増えます。

 

農民の家もあれば商人の家もあるかもしれません、武士の家があればその調査方法も変わってきます、同じ農民でも、地域によって風習が変わってきますので興味深い先祖の供養方法も発見できるかもしれません。

 

先祖が武士の場合の調査方法

先祖が商人や職人の場合の調査方法

 

直系尊属の定義として、養子の場合は養家ではなく、実家の調査も含まれてきますので、高祖父母までいくと16家+αの家の調査が発生してきますが、ライフワークとして行えば色々な発見もできて自分のアイデンティティーにも繋がってくると思います。

 

 

これら系統から例えば、享年をピックアップしたり、持病が分かったりすれば、将来自分に関わる病気なども予想できるかもしれません。

 

自分がお酒が弱いのは母方の家系がみんな弱いんだな、と分かったり、父の母の系統はみな糖尿病なので注意しないと行けないなあとか、自家だけではなかなか分らないことも、自分に関わる全てを調査することで分ったりすることも多いです。

 

※性格などもこの家の先祖に似ているのか~と発見できるかもしれません。

 

そうなってくると、その家系にも興味が湧いてきます。

 

 

すぐにでも請求すれば1~2ヶ月もすれば全ての先祖が記載された戸籍を入手することも可能でしょう。

 

そこにはドラマがあります。

 

先祖のなかで一番端と端ではどの位の距離があるでしょうか?

 

これらの先祖の方にいろんな事があり、そして今の自分があります、決して自分の苗字の先祖だけなら自分というものはいません。

 

そう考えると、まだ知らないご先祖様に対して調べて見ようと思ってきませんか?

 

【まとめ】

●先祖探しは自家のみでなく、直系尊属全てを調べてみる。

 

●まずは、高祖父母16系統をチャレンジする。

 

●調べていく過程で調査のノウハウを得ることも可能、それが自家の調査にも繋がってくる。

 

●先祖の享年や病気、性格を知ることで、自分の体質や資質も分かる。

公開日2019/6/11

更新日2021/07/10

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