先祖探しで有名な行政文書の丸山先生から新著がでました!!

 

参考図書:家系図つくってみませんか?

著者:丸山学

 

今回は実例も踏まえていますのでとても分かりやすい内容になっています!!

 

目次を載せておきます。

 

はじめに―「まじか、あった」、ご先祖様の墓石が見つかった瞬間

 

第1章 ルーツは1000年さかのぼれるのか?

先祖探しはどこまでたどれる?

 

まずは明治時代の戸籍取得を目指そう

 

「戸籍の広域交付制度」で取り寄せが便利に

 

国会図書館デジタルコレ クションで先祖に対面できる人続出

 

知られざるご先祖様の一面に感動

 

費用は1万円弱、ルーツをたどって日本史の世界に

 

 

第2章 先祖調査の実例をお話しします

実例①北海道に渡る前の母方・越智家の ルーツと墓地が判明した佐藤美加さんの場合

 

父方佐藤家は仙台藩の陪臣と判明

 

さて母方の越智家は?

 

先祖探しで出くわす「番戸」「番屋敷」という昔の住居表記

 

番戸・番屋 記の難しさ

 

菩提寺探しに思わぬ落とし穴!?

 

菩提寺がわかり記録がでてきた!

 

法務局で旧土地台帳を1番地からすべて閲覧

 

土地 としての、重要な手がかりを発見

 

ご先祖様の墓石についに対面!

 

 

実例②戸籍が戦災で焼失していながらも 江戸時代までさかのぼれた塚田季明さんの場合

「祖父だと思っていた人が実は祖父ではないようです⋯⋯」

 

戸籍は戦災 で焼失―

 

実の父親は誰なのか

 

多美の実家を調査して新たな謎が発生

 

お寺のご住職がしてくれた貴重な話

 

ご住職のお宅の戸籍をさかのぼって 取得

 

C県の塚田家からも戸籍取得の委任状をいただく

 

「大田八十吉」 はどうなった?

 

実例③ご先祖様が箱根権現の代官職であったと伝わる 大場脩一さんの場合

ご先祖様は箱根権現(神社)の代官職?

 

大場氏は「代官下の役人」とい う文献が出てきた

 

村の検地帳にご先祖様のお名前発見!

 

氏子調に新 たなご先祖名「平太夫」が登場

 

ついに箱根権現の目代としての記録に行きつく

 

神仏分離の時代へ

 

第3章一人でできる家系図の書き方・調べ方

先祖探しの基本は、まず戸籍の取得

 

戸籍は「本籍地+筆頭者(戸主)」で管理されている

 

精巧なリンクシステムで作られる日本の戸籍

 

古い戸 籍の読み解きにも慣れよう

 

「現戸籍」一改製戸籍」「除籍」とは何か?

 

役所に行く前に必ず電話しよう

 

戸籍取得にかかる費用/家系図の書 き方

 

旧土地台帳の取得で暮らしをイメージする

 

地名辞典で本籍地の ことを確認しよう

 

郷土誌にご先祖様のお名前があるかも

 

菩提寺に話 を伺う

 

本家に連絡するのも有効

 

同姓調査を敢行する

 

拓本で、墓石 の文字情報を読み解く

 

上級編 古文書はAIがくずし字を読んでくれる時代

 

第4章 ご先祖調査にまつわるQ&A

Q.名字はルーツを示すものですか?

 

Q.家紋もルーツを示していますか?

 

Q.専門家へ依頼する場合の注意点を教えてください

 

Q.先祖調査、現地での注意点はありますか?

 

Q.墓石調査、自分でもできますか?

 

Q.現地に問い合わせをするのは大変そう。コツはありますか?

 

おわりに―先祖探しは究極の自分探し

 

 

所感

①誰でも簡単に先祖探しができる事を啓蒙する良著。

 

②先祖探しも変化がありそれをしっかり説明されている。

・戸籍の広域交付制度。

→地元にいながら戸籍を交付できる

 

・国会図書館デジタルコレクション。

→検索すると自分の先祖の名前が出てくる時代

 

・AIの活用。

→古文書も解読できる時代がくるかも

 

・戸籍以上の調査方法も明確に記載。

→旧土地台帳の閲覧方法

※明治時代の先祖の土地所有が判明

 

・戸籍でつまずく「番戸」「番屋敷」の違い。

→明治19年戸籍と明治31年戸籍以降では表記が違う

 

・本家や菩提寺へのアプローチ方法。

→チャンスは1回だけ!丁寧な確認方法やマナーを説明

 

・書籍からの調査。

→地名辞典、郷土史などからも分かる事がある

 

・拓本の方法。

→後々重要になってくる案件

 

・Q&Aも充実。

→先祖探しをされている方なら誰もが疑問に思う悩みを明確に回答

 

③豊富な実例での説明。

・実例があるので没入感できる。

 

・実例の中での先祖探しをしている方への方法も説明しており分かりやすい。

 

日本一アクティブに啓蒙活動をしてる丸山先生の良著ですので皆さん一度手に取られてはどうでしょうか?

 

 

公開日2025/05/05

 

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