サイトアイコン 先祖探し 悠久の時を越えて

【自尊感情】先祖探しは自己肯定感を向上させる【精神安定】

先祖探しは自己肯定感を向上させる

まさかそんな事ないと思っている方も多いですが、実際に調査を進めていくと、心の変化が現れてきます。

 

一気に大きく変化をするということではなく、長年継続していくうちに段々と自分でも気付かないうちに変化をしていく感じです。

 

例えば

 

【先祖探しをすることにより、自分一人でこの世に存在しているものではなく、多くの先祖の命の繋がりで自分が存在することに気付く】

 

ということがまず、感じるところになるでしょう。

 

戸籍を確認すると、数多くの方が記載されています、早くに亡くなった子ども、または実の母親が亡くなり継母がいる場合もあります。

 

更には、長生きをして戸主の曽祖父が記載されていたなんてこともあります。

 

 

戸籍に記載されている戸主の曽祖父「喜平」

 

私の母の父の父の母の父の父の父

 

この方がいなかったら私は存在していませんでした。

 

戸籍でこの位多くの先祖が発見出来ます。

 

位牌やお墓があれば更に多くの先祖がいたという証拠が判明します。

 

文化、文政などの年号が記載されている位牌、この方が生まれたのは1700年代になる。

 

 

古いお墓の場所が分かったら感動します。

 

この墓の先祖の誰一人欠けても自分は存在していません。

 

そんなことを通じて、自分1人ではなく多くの先祖がいて今の自分がいると感じると、そこには心の変化があります。

 

【先祖の詳細を調べていくことで、自分と似ているところ、違うところを発見して満足感を得ることができる】

 

先祖を調べていくと、体の特徴、性格、嗜好などが同じ人物の方と必ずといっていいほど当たります。

 

●顔が似ている

 

●性格が似ている

 

●酒好き

 

●お腹が緩い

 

●歌が上手い

 

●数学が得意

 

などです、似ているところがあると先祖に対して親近感を持ちますし、ぐっと近くに感じられます。

 

逆に違うところを発見してどうして違うのかを確認することもいいかもしれません。

 

体質に関しては遺伝子検査をすれば詳しく分かります。

【Y染色体】遺伝子検査をすれば数万年前の先祖も分かる【ミトコンドリアDNA】

遺伝子検査で遠い先祖を探す

 

これらの事を通じてまずは先祖に対して親近感と尊敬の念を抱きます。

 

次に

【親戚に詳細を教えることで感謝される→そこで、自分のやっていることに意味を見いだせる】

 

調査をしたことをまとめていくと思いますがその過程で親戚にまとめた資料を渡すこともあります。

 

調査資料を渡すとみなさん大変感謝されます。

 

感謝されることで自分のやっていることに間違いがないという感覚になります。

 

逆にもっと調べて貢献出来ないかと思うようにもなります。

 

これは心理学的にも解明できます。

 

感謝されることで承認欲求が満たされます。

 

承認欲求とはマズローの欲求5段階説の4番目に位置する欲求のことです。

 

1段階目:生理的欲求

生存するめに必要な、基本的な欲求でここでは関係ありません。

 

2段階目:安全欲求

安全安心に生きたいという欲求でこれも先祖探しには関係ありません。

 

3段階目:社会的欲求

自分の生活に関わる方(グループ、友人、家庭、会社)などから受け入れられたい欲求

このあたりから少し関係してきます、自分が先祖探しをしていることを公言しているのであれば、仲間から認知されると精神的に落ち着きます。

特に賞賛をされる訳ではありませんが、先祖探しをしていることを周りの方に認知されて肯定されることは社会的欲求を満たされます。

逆に否定的な感じの発言をする方とはここで距離をおきます。

 

4段階目:承認欲求

他者から認められたいと願う欲求になります。

何もしなくて認められることはありませんが、親戚へ資料をまとめたものを送り感謝されたり、お礼を言われたりすることで精神的には承認されたことになり、嬉しくなり自分に自信がつきます。

 

5段階目:自己実現欲求

自分の世界観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいと願う欲求。

ここに達する人間はごく少数かもしれませんが、突き詰めていくと最終的にはここに繋がると思います。

 

具体的には、

●先祖探しを通じて過去の先祖の行動、ひいてはその時の判断を通じて自分の成長に繋げたい。

●親戚に由来書などの資料を送り自分が生きたという証拠を残したい。

●自分の調べたノウハウを惜しみなく他者へ公開して、不安になっている方、躊躇している方の一助になりたい。

 

このように欲求5段階の3~5が該当します。

 

更に、別の心理学で、アドラー心理学の「他者貢献」というのがあります。

文字通り他者貢献です。

先祖探しをすることで集めた情報をまとめる、そして資料(由来書)が出来たら他者(親戚)へ渡す。

別に親戚だけではありません、子や孫の伝える為にまとめる。

甥、姪の為にまとめる。

これらも同様の行為になります。

自分の為の先祖調査から自分以外の為の先祖調査へ変わる瞬間です。

 

他者の為に行う行為は幸せになり自己肯定感も上がります。

 

「幸せ」とは人の役に立ったと感じること、すなわち「貢献感」から生まれるものだからです。

 

私はこの本で理解しました。

先祖探しをして自分だけでなく他者(親戚その子どもまた自分の子孫)へ由来書を残すことは貢献であり幸せになる。

また、貢献することで相手から感謝されると承認欲求が満たされる。

 

結果的に自己肯定感が上がり豊かな人生をおくることになる。

そんな私も小中学生のころは自信の無い子どもでした。

●自分に自信が無い

 

●何をやっても続かない

 

●いつも不安がある

 

●満たされないものがある

 

●人の目が気になる

 

しかし、大学生になり本格的に先祖探しをすることを通じて、是が非でも遠戚の家に伺いご教示いただかないといけない事柄が発生します。

 

そもそも、手紙を書いて伺うという当時の自分にとってはかなりハードルの高い壁を「どうしても先祖を遡りたい」という一心で越えたことが成功体験になります。

 

●手紙で返信がきて丁寧な文章であった。

 

●遠戚に調査した資料を送ったら感動の電話をいただけた。

 

●先祖探しの方法を教えたら感謝された。

など。

 

そして、成功大変が積み重ねると自分に自信がつきます。

 

そうすると次の行動に発展していきます。

 

●もっと先祖探しをしたいと思う。

 

●時にはネガティブな事もあるが、長期的な経験でそれらも消化できる精神力も持ち合わせることができた。

 

●自分のやっていることに意味が見いだせることができた。

 

このような小さな成功大変の積み重ねが結果的に大きな自己肯定感が生まれる基礎になっていると考えています。

 

難しいことはありません、先祖探しで自分の出来る範囲のことでコツコツと実施していくだけです。

 

手紙を書き返信が来ました。NO1

 

特に

30代以上で人生の羅針盤を見失った方は、もう一度人生の羅針盤を取り戻すために、先祖探しをやる!!! 

自分はちっぽけな存在である、しかし、やっていることで誰かの役に立っているのであれば、それは大きな存在になる。

 

その為には情報をインプットだけでなくアウトプットすることが重要になる。

 

と私は考えます。

 

インプットとは、戸籍を集める、位牌、過去帳、墓石の確認をするなど情報の収集。

 

アウトプットとは、資料作成、親戚などに資料を送るなどの開示。 そして、SNSやブログでの情報発信。

 

アウトプットで同好の士とも繋がれる。 結果、価値観の同じ人間と巡り会える。 これは人生で一番幸せなこと!!!

 

また人間が幸せになるためには3つの資産資本が必要と言われています。

 

ざっくりいうと

①金融資産:文字取りお金のこと

② 人的資本:身体的能力的スキルのこと

③ 社会資本:社会的な繋がりのある資本(家族、仲間、社会的つながり)

 

例えお金があっても体が不自由だったり、仲間がおらず孤独だったりすると悲しいです。

 

逆に、お金が無くても、元気にイキイキ働き、多くの仲間や家族に囲まれて生活すれば幸福度は上がります。

 

そのような仲間との繋がりを先祖探しを通じて発展していけば、自分の自信にも繋がると考えます。

 

こちらの本が分かりやすいです。


情報発信をすると、逆に様々な情報を得られますし自分が分からないことも教えていただけることも多いです。

 

また、 共通の価値観がある方とコミュニケーションを取れれば、プライベートで嫌なことがあっても、なんとも思わなくなる!

 

※ストレス耐性が強くなり、人生が強く、豊かになる。

 

これは私も日々体験していることです。

 

仕事などで大変な時でも、先祖探しの仲間と意見交換することで、ストレスが軽減していき明日への活力になります。

 

人生は短いので、いかに精神的に豊かに生きるかを考えた時に、先祖探しが効果的だと考えます。

 

 

【逆に自己肯定感の強い方、自信の有る方もOK】

自己肯定感の強い方も、先祖探しをすることで、違う世界を見る事ができます。

 

この先祖がいないと今の自分がいないと感じることが出来るかどうかが肝になります。

 

人間は小さな存在だが、時に大きな存在にもなることができます。

 

それは他者貢献をした時かもしれません。

 

【まとめ】

●先祖探しを通じて、他者貢献をすることで感謝され承認欲求が満たされる。

 

●小さな成功大変の積み重ねで自尊感情が向上し結果的に自己肯定感もアップする。

 

●更に先祖探しの広がりを求めて、SNSやブログで情報公開をすることで仲間が増える。

 

●仲間が増えることで社会資本が大きくなり幸福感が得られる。

 

※仕事やプライベートが大変な時でも精神的支柱になる。

 

★結果自己肯定感が高まり幸せになる!!

人生は長いようで短いので先祖探しを通じて自尊感情、自己肯定感の向上をはかり幸せになりましょう!!!

公開日2020/09/12

更新日2021/09/13

ホームへ戻る

サイト一覧

 



モバイルバージョンを終了